平成25年10月 第2539号（10月9日）
私大協会
時局打開の第139回総会（秋季）札幌で開催
基調講演「私大振興の課題」（文部科学省小松私学部長）
「予算・税制改正要望の実現」「私学振興の諸課題への対応」など期して「決議」を採択
日本私立大学協会（大沼 淳会長）は10月4日、北海道札幌市の札幌ガーデンパレスを会場に、同協会の北海道支部（支部長＝森本正夫北海学園大学理事長）の担当の下、第139回総会（平成25年度秋季）を盛大に開催。加盟398大学から254大学340名の理事長・学長等が一堂に会し、平成24年度の収支決算を承認するとともに、平成26年度私立大学関係政府予算概算要求と税制改善対策、さらに、私立大学の振興・発展方策等に係る協議等が行われた。なお、協議等に先立って、文部科学省高等教育局の小松親次郎私学部長が協議事項に関連した基調講演を行った。議事の終了に当たり、総会の締め括りとして今後の諸要望等の実現を期して決議（別掲）が採択されて閉会となった。また、総会後には、高橋はるみ北海道知事を招いての懇親晩餐会も催された。翌5日には、北海道大学総合博物館、酪農学園大学等を巡る懇親見学会が実施された。
仏教系大学会議がシンポジウム開催
建学の理念を仏教におく全国の仏教系大学・短期大学により平成6年に設立した「仏教系大学会議」は10月5日、大正大学において、シンポジウム「未来を担う若者の教養教育―仏教の視点から考える―」を開催した。全国から関係者ら約200名が参加し、議論に聞き入った。
世界大学ランキング 英誌発表
イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は10月2日、今年の「世界大学ランキング」を発表した。日本は東京大学が23位（昨年27位）、京都大学52位（54位）で、2大学が上位100校入りした。東大は昨年に引き続きアジアで首位となった。
明治薬科大学の資料館にて
学校法人明治薬科大学では、ｶ幕煦苴｡吉商店（東京都千代田区・金井藤雄社長）より、ワシントン条約の規制対象とされている希少動物「ジャコウジカ」の雄の剥製の寄贈を受け、同大の「明薬資料館」において一般公開している。
人を育てる営み噛みしめて
研究員 羽田 貴史（東北大学高等教育開発推進センター教授・大学教育支援センター長）
事務組織改革のねらい
本欄連載の「改革の現場―ミドルのリーダーシップ」で各大学の取り組みを取材しているうちに、部局の壁を取り払う事務局組織改革を行う大学が多く見られた。そのねらいを探ってみた。
大学職員の養成で連携
桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科と、大正大学人間学部教育人間学科（教育・学校経営マネジメントコース）は、去る9月19日、東京・巣鴨の大正大学において、教育連携に関する覚書の調印式を行い、大正大学の勝崎裕彦学長と桜美林大学のブルース・バートン大学院長がそれぞれ署名・捺印した。
ミドルのリーダーシップ ５３
至学館大学
新しい学園像を求めて〈８２〉
高崎健康福祉大学
大阪産業大の学生
大阪産業大学（本山美彦学長、大阪府大東市）人間環境学部スポーツ健康学科3回生の中嶋浩二さんはこのほど、ニュージャパンキックボクシング連盟（ＮＪＫＦ）に加盟する誠至会が主催の大会「ＮＪＫＦ 5ｔｈ ＩＳＫＡムエタイ世界ダブルタイトルマッチ」で、フェザー級王者の座に輝いた。
