平成24年4月 第2478号(4月11日)
中教審 大学分科会
「学修時間確保し主体的学びの確立を」
大学教育部会が「審議まとめ」パブコメへ
カリキュラム体系化教育の組織化など教育の質的転換へ
中央教育審議会大学分科会の大学教育部会では、平成20年の「学士力答申」等を踏まえながら、教育課程の実質化を目指し、学士課程教育の質的転換を促進する諸方策の議論を重ねてきた。このほど、その“始点”として、「質を伴った学修時間の実質的な増加・確保による主体的な学びの確立」への取組みを柱とした「予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」と題する『審議まとめ』を公表した。その上で6月末までパブコメを実施し、今夏を目途に答申を取りまとめる予定である。(文科省HPに全文掲載中)
会長に清家氏を再任
24年度 事業計画案・予算案を承認
日本私立大学団体連合会(清家 篤会長)は、去る3月28日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、第69回総会を開き、会長・副会長を選任するとともに、平成24年度事業計画案、同収支予算案を決めた。また、東日本大震災被災の私立大学等の復興支援活動等の協議を行った。
自治医大名誉教授 女子栄養大副学長 香川靖雄
私大団体連・私短協
去る3月28日、日本私立大学団体連合会・日本私立短期大学協会で組織する「私立大学災害対策特別委員会」は、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、第3回会合を開いた。
検討会報告書 高齢者ニーズへの対応を
文部科学省の「超高齢社会における生涯学習の在り方に関する検討会」はこのほど、報告書をとりまとめた。報告書では「生涯学習」の重要性が示され、大学等には高度化・多様化する高齢者のニーズに配慮した適切なカリキュラムの開発が期待されている。
大学棟本館竣工記念式典
帝京大学(冲永佳史理事長・学長)では、このほど東京・板橋区の板橋キャンパスに医・薬・医療技術の3学部を集結させた大学棟本館が完成し、去る3月16日には、竣工記念式典を挙行した。
去る3月29日、ホテルニューオータニ幕張(千葉県千葉市)にて、学校法人千葉工業大学会長・前理事長の豊田耕作氏のお別れの会が、しめやかに営まれた。
東京都市大人間科学部
東京都市大学(中村英夫学長)人間科学部と横浜市都筑区および同区内に認可保育所を設置する12の社会福祉法人が3月29日、相互の連携・協力に関する協定を締結した。
秦 絵里(大学評価・学位授与機構評価事業部国際課長)
放送大学ICT活用・遠隔教育センターは、2月16日、幕張メッセ国際会議場にて、国際シンポジウムを開催した。毎年、高等教育におけるICT活用に関連するトピックで開催される国際シンポジウムで、今年のテーマは学習評価であった。シンポジウム開始までには150名を超える参加者で会場はほぼ満席となった。
昨年3月11日に発生した東日本大震災から1年が経った。被災地の東北福祉大学、東北学院大学、東日本国際大学では、それぞれ犠牲者等を追悼する式典が営まれた。また、福島県・宮城県以外の私立大学等(金沢工業大学・大阪経済大学・工学院大学・神戸学院大学)においても、犠牲者の鎮魂の祈り及び支援継続等の思いを表した。
科学技術政策研究所では、大学等(国公私立大学・高専、大学共同利用機関、研究開発独法)発ベンチャーに対するアンケート調査を実施した。
ミドルのリーダーシップ O
筑紫女学園大学
十文字学園女子大学
東京家政大の全学共通科目 エフシージーが提供
東京家政大学(木元幸一学長、東京都板橋区加賀)は、平成24年度から、全学共通教育科目の「人間教育科目(A群)」に(株)エフシージー総合研究所による寄附講座「現代マスメディア論」など6講座を新設することになった。