平成22年11月 第2420号(11月3日)
私大協会
大学経理部課長相当者研修会開く
基本・総合・設定課題別の研修に380名余が出席
「学校法人会計基準、中長期計画と予算編成管理、経常費補助金の一般補助の仕組み」など研修
日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る10月27日から29日まで、新潟市のホテルオークラ新潟および新潟グランドホテルにおいて、平成22年度(通算第47回)大学経理部課長相当者研修会を開催した。同研修会は、同協会の大学経理財務研究委員会(担当理事=原田嘉中千葉商科大学理事長、委員長=佐川秀夫文化女子大学理事・学園経理本部長)が準備を進めてきたもの。教学と経営は、いわば大学運営の両輪。財政基盤の安定化なくしては、質の高い教育も研究も行えない。各大学で重要課題に取組む参加者は、業務の経験年数、組織上の都合・目的等により、3コースから選択して研修に臨んだ。同協会加盟383大学から380名を超える参加があった。
- 〔瑞重〕に石川帝塚山学院大理事長、須田昭和大名誉教授
〔紫綬褒章〕に東野奈良大教授
政府は3日、平成22年秋の叙勲・褒章受章者を発表した。文部科学省関係の受章者768名のうち、私学関係者は次のとおりである(敬称略)。
なお、日本私立大学協会関係者では、瑞宝重光章に石川 啓帝塚山学院大理事長、須田立雄昭和大名誉教授らが受章の栄誉に浴した。
- [全私連]
- 木文科大臣を表敬訪問
経常費補助金の充実等訴える
全私学連合(白井克彦代表)は去る10月14日、文部科学省に木義明文部科学大臣を表敬訪問し、我が国の教育に果たしている私立学校の役割を説明し、その振興充実に対する理解を求めた。当日は、鈴木 寛・笹木竜三両文科副大臣、笠 浩史・林 久美子両文科政務官の政務三役が、私学の要望に耳を傾けた。
- [私大協会]
- 中部支部秋季総会
小出支部長 地方私大への支援を強調
河村潤子私学部長が講演
日本私立大学協会中部支部(支部長=小出忠孝愛知学院大学学院長)は10月26日、ウェスティン都ホテル京都において、平成22年度の支部秋季総会を開催。同支部所属の67大学から44大学62名が出席した。講演会も行われ、文部科学省高等教育局の河村潤子私学部長が、平成23年度概算要求・要望の概要などについて解説した。
- [予算]
- 私大等の教育研究設備に7億円
22年度補正予算案
平成22年度補正予算案の審議が11月2日から国会で始まった。10月26日に閣議決定した文部科学省関係の補正予算案は、計1867億円。
- [東京家政学院大学]
- ショーの衣装は学生の手作り
東京家政学院大学がアウトレットパークで
東京家政学院大学の学生によるファッションショーが10月24日、三井アウトレットパーク多摩南大沢の屋外ステージで、昨年に引き続き開催された。
- [桜美林大学]
- 日韓大学シンポジウム
「未来志向の大学教育」を探る 桜美林大学が開催
桜美林大学は10月29日と30日の両日、同大キャンパスで、韓国から明知大学校、関東大学校、韓瑞大学校の総長らを招聘し、「日韓大学シンポジウム」を開催した。
- [アルカディア学報]
- 大学情報の公開は自信の表れ
同志社大データ集に学ぶ
客員研究員 村上義紀(元早稲田大学副総長・常任理事)
- [学会]
- キャリアデザイン学会研究大会
キャリア形成支える力 厚労・文科・経産各省から発表
日本キャリアデザイン学会(会長:川喜多 喬法政大学経営学部教授)は、去る10月23日、24日、神戸市の神戸学院大学において、第7回研究大会を開催、学校や企業、世代を超えたキャリア形成などをテーマに個人発表やシンポジウム等を開催した。 - [連載]
- キャンパス・アジア アジア高等教育圏を目指して@
アジア版エラスムスか「キャンパス・アジア」構想と大学間交流の推進
放送大学広島学習センター所長 二宮 皓
- [連載]
- 高等教育の明日 われら大学人〈6〉
神戸女学院大教授 内田 樹さん(60)
- [神田外語グループ]
- APECでVIP接遇支援
神田外語グループ 学生121人が羽田、成田で
神田外語大学・神田外語学院を擁する神田外語グループ(学校法人佐野学園、東京都千代田区、理事長・佐野元泰)は学生121人をAPEC(Asia Pacific Economic Cooperation、アジア太平洋経済協力)参加各国・地域の閣僚・首脳接遇支援活動に参加させることになった。
- [新刊紹介]
- 「早稲田の力」
白井克彦 著