平成22年8月 第2411号(8月4日)
全私連
拡大会長会議
私学の23年度予算要望実現対策を協議
高井文科政務官に各団体が要望説明
民主党 吉田副幹事長・細野幹事長代理に要請
マニフェスト新成長戦略における人材育成地域再生への私学の役割訴える
全私学連合(白井克彦代表、以下「全私連」)は、去る7月29日、文部科学省内の会議室で拡大会長会議を開き、「平成23年度私立学校関係政府予算に関する要望」の確認と「概算要求組替え基準」についての対応方策を協議した。引き続き、文科省政務三役を代表して高井美穂文科政務官に、また、国会・衆議院に民主党の細野豪志幹事長代理及び吉田おさむ副幹事長に、私学各団体の要望内容を説明し、国の将来を担う「人材育成」等、教育の重要性を訴え、理解を求めた。
- [日本高等教育評価機構]
- 23年度予算概算要求基準の骨子決まる
「8〜10%削減は大学が崩壊」(大学関係者)
「人材は経済成長のエンジン」(川端文科相)
政府は20日、閣僚委員会を開き、平成23年度予算の概算要求基準の骨子を決定した。
- [私大団体連]
- 24年度以降(第2サイクル)新評価基準など解説
評価機構 評価充実協議会開く
(財)日本高等教育評価機構(佐藤登志郎理事長)は去る7月27日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、同機構の会員校等の理事長・学長・事務局長等約190名が出席して「平成22年度評価充実協議会」(通算第5回)を開催した。
- [私学事業団]
- 22年度入学志願動向調査
私大の入学定員充足率108.48%(対前年度1.96ポイント増)
定員割れ大学38.1%に改善
今春、定員割れした四年制私立大学は全体の38.1%で、前年度より8.4ポイント減少したことが、日本私立学校振興・共済事業団(河田悌一理事長)私学経営情報センターの「平成22年度私立大学・短期大学等入学志願動向」の調査結果でわかった。
- [私学事業団]
- 短大定員割れ6.3ポイント改善
22年度入学志願動向
日本私立学校振興・共済事業団の私学情報経営センターは「平成22年度私立大学・短期大学等入学志願動向」の調査結果を公表した。定員割れを起こしている私立短期大学は62.5%で、前年度より6.3ポイント減少したことがわかった。
- [シンポジウム]
- 「離学者対策が大学改革に」
「中退白書」記念シンポ大坪静岡産業大学学長が発表
フリーターやニートなどの若者を支援してきたNPO法人NEWVERY(山本 繁理事長、東京都豊島区)は8月1日、「中退白書」発刊記念シンポジウムを開催。大学関係者ら約100名が参加した。
- [アルカディア学報]
- 日本型IR体制の確立を
質保証の確実な実施に向け
研究員 高橋 宏(東京国際大学 学長補佐)
- [大学評価・学位授与機構]
- 学習成果を軸に質保証
大学評価・学位授与機構がフォーラム
(独)大学評価・学位授与機構(平野眞一機構長)は、8月2日、東京・一橋の一橋記念講堂において、平成22年度大学評価フォーラム「学習成果を軸とした質保証システムの確立―学習成果の効果的なアセスメント・可視化・発信とは」を開催、海外から講演者を招き、日本のパネリストと共にディスカッションを行った。
- [連載]
- 新時代の大学図書館 <終>
これからの大学図書館の役割と世界の事例
私立大学図書館協会会長・関西大学 図書館長 北川勝彦
- [連載]
- 高めよ 深めよ 大学広報力 〈78〉 こうやって変革した75
ユニークさで存在感示す
歯と文学が一緒の大学 連携強め改革を実現へ
鶴見大学
- [協賛企画]
- 成功させよう
完全復元伊能図全国巡回展
3000人超す入場者で盛況 中村学園大で開催 テレビなど大きく報道
日本私立大学協会などの協賛による「完全復元伊能図全国巡回フロア展」(伊能忠敬研究会、(社)日本ウオーキング協会などの主催)が福岡県の中村学園大学(藤本淳学長、福岡市城南区)で、7月30日(金)から8月1日(日)の3日間、同大体育館で開かれた。 - [京都外国語大]
- 卒業生が芥川賞の快挙
京都外国語大“喜び”と“誇り”に沸く
第143回芥川賞に京都外国語大学卒の赤染晶子(本名・瀬野晶子)さんの『乙女の密告』(新潮6月号)が選ばれた。「芥川賞作家の誕生は本学初めて」と京都外国語大は喜びに沸いている。 - [新刊紹介]
- 「丸山眞男 人生の対話」
中野 雄 著