平成22年7月 第2410号(7月28日)
私大協会
学生生活指導主務者研修会を開催
正課外活動での“学び”を学生に
メインテーマ“実践的活動を通じた学生支援”
日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る7月14日から16日までの3日間、浜松市のオークラアクトシティホテル浜松において、平成22年度(通算第56回)学生生活指導主務者研修会を開催した。同研修会は、同協会の学生生活指導研究委員会(担当理事=高柳元明東北薬科大学理事長・学長、委員長=濱田勝宏文化女子大学理事・副学長)が準備を進めてきたもの。本年度は「実践的活動を通じた学生支援のあり方を探る」を主題とし、学生の社会性・人間力を育む学生支援のあり方について、講演、発表、班別研修といった形式で、201大学297名が研修を行った。
- [政府]
- 平成23年度概算要求基準
一律に10%削減求める 特別枠で“復活要求”?
菅 直人内閣は27日、平成23年度予算の『概算要求組替え基準』を閣議決定した。社会保障費や地方交付税交付金などを除き、予算要求段階で22年度より一律に10%削減することを各省庁に求めた。
10%削減によって1兆円を超える「元気な日本復活特別枠」を設けて成長分野等に重点配分する。その配分方法は「政策コンテスト」での優先順位づけ等を行うとしている。最終的には総理大臣の判断で決める。また、削減対象は政策的経費のほか義務的経費も含まれる。 - [私大協会]
- 第607回理事会
教育予算獲得に全力を
政府・民主党に理解求める
川端達夫文部科学大臣は、平成22年5月末に申請のあった平成23年度開設予定の「公私立大学の学部等」及び「私立大学の大学院等」の設置認可について、去る6月16日開催の大学設置・学校法人審議会大学設置分科会及び同18日開催の学校法人分科会に諮問した。
- [文科省]
- 清水文科事務次官が就任
幹部人事発令
川端達夫文部科学大臣は、7月30日付で坂田東一文科事務次官の辞職に伴い、後任の文科事務次官に清水 潔文科審議官を充てるなどの人事異動の予定を発表した。
- [中教審]
- 40人学級引き下げ
初中教育分科会の提言
中央教育審議会初等中等教育分科会は26日、公立小中学校の学級編制の標準(単式学級)を、現行の40人から引き下げるよう求める提言書を川端文部科学相に提出した。文科相は「少人数学級実現に向け計画を精力的に取りまとめたい」と述べ、来年度の概算要求に向け、具体的な教職員定数計画を策定する意向を表明した。
- [文科省]
- 質保証を伴う大学間交流を推進
東アジア交流WGの報告
文部科学省の国際交流政策懇談会が東アジア共同体構想などを見据え、昨年12月に設置した東アジアにおける交流に関するWGはこの度、教育、科学技術、文化交流などの推進についての最終報告をまとめた。 - [ヤマザキ学園大学]
- 命そのものが感動
動物愛護シンポ 青少年の教育を考える
ヤマザキ学園大学(山崎 薫理事長、中村經紀学長)は19日、東京都内で、第5回ヤマザキ動物愛護シンポジウム「動物愛護と青少年の教育を考える」を開催した。
- [アルカディア学報]
- 「私学の自主性」再考
10周年を迎えた私高研
主幹 瀧澤 博三(帝京科学大学顧問)
- [地域活性学会]
- 北城氏(経済同友会)が特別講演
地域活性学会が研究大会
地域活性学会(清成忠男会長)は、去る7月10日・11日、北海道の小樽商科大学において研究大会を開催した。テーマは「地域活性と人財育成」。特別講演では、社団法人経済同友会終身幹事の北城恪太郎氏が熱弁を振るった。 - [連載]
- 新時代の大学図書館C
学生による選書の取り組み ライブラリーサポーター選書ツアーについて
法政大学図書館事務部多摩事務課 市川さやか - [連載]
- 高等教育の明日 われら大学人〈3〉
近大マグロ 世界の海を泳ぐ!?
海なし県に育つ 「夢は必ず実現できる」
クロマグロ完全養殖で安定供給をねらう 熊井英水さん(74)
- [文科省]
- あっぱれ、日本の高校生
物理、生物数学の五輪 メダルを続々と獲得
文部科学省はこのほど、クロアチア・ザグレブで開かれた「国際物理オリンピック」で、日本代表5人のうち4人が銀と銅のメダルを獲得した、と発表した。
- [新刊紹介]
- 「ハプスブルク三都物語」
河野純一 著