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教育学術オンライン

平成25年5月 第2524号(5月22日)

教育再生実行会議
 第3次提言素案
 「グローバル化」に重点施策
 平成29年まで「大学改革実行集中期間」
 大学入試等にTOEFLなど活用・英語を小学校での教科化・学長主導の改革推進など

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田 薫早稲田大学総長)は22日、首相官邸で会合を開き、グローバル化に対応した教育の在り方や大学改革の最終的な第3次提言素案を議論した。提言素案は、「教育再生のために、教育を集大成し社会につなぐ大学の役割は決定的に重要である」として、政府においては、平成29年までの5年間を『大学改革実行集中期間』と位置づけ、速やかに具体的な政策立案の実行を提言した。なお、高大接続や大学入試の在り方などの課題は、引き続き検討するとした。この提言素案は大筋で了承され、5月中にも安倍晋三首相に提出される。

 
[教育再生実行本部]

「平成の学制大改革」提言
 6・3・3から5・4・3、4・4・4などへ

 自民党の教育再生実行本部(遠藤利明本部長)は5月16日、小学校から高校までの「6・3・3」制を「5・4・3」制や「4・4・4」制とするなどの“平成の学制大改革”や、高校在学中の「達成度テスト」と面接・論文等で合否判定するといった大学入試の抜本的な改革を盛り込んだ第2次提言案を取りまとめた。
 
[文部科学省]

パブコメ 学校法人会計基準の改正
 意見概要と文科省の考え方公表

 文部科学省は、3月21日から4月3日までの間に実施していた「学校法人会計基準の改正」に関するパブリック・コメントの結果を、このほど公表した。提出意見総数は17件であった。
 
 
[政府]

25年度予算成立 一般会計92兆6千億円
 24年度補正予算と合わせ100兆円超に

 15日、参議院で野党の反対多数で否決された平成25年度予算は、すでに可決されていた衆議院と異なる議決となったため、両院協議も整わず、衆院の優越規定により、成立となった。
 
 
[文化庁]

文化庁事業採択  劇場等活性化(学)大阪音楽大学
 外国人のための日本語教育 聖徳大学

 文化庁の平成25年度「劇場・音楽堂等活性化事業」(活動別支援事業)に(学)大阪音楽大学のザ・カレッジ・オペラハウスでの公演事業が採択された(2307万円)。代表者は中村孝義理事長、採択年数は1年。
 
[日本私立学校振興・共済事業団]

95課題(若手研究29課題)に1.3億円
 学術研究資金を贈呈

 日本私立学校振興・共済事業団(河田悌一理事長)は、このほど東京・文京区湯島の東京ガーデンパレスにおいて、平成25年度の学術研究資金に採択した@研究課題66件と同資金のA若手研究者奨励金に採択した29件を発表するとともに、その資金贈呈式を行った。同事業は、私立大学等の学術研究に必要な経費を助成することを目的に昭和51年度から実施されており、広く一般の篤志家等からの寄附金を基金として、その運用益を交付しているものである。今年度は@とAを合わせて95件に1億2930万円を交付した。。
[日本私立大学協会]

中四国支部
 春季総会開催予算など決定
 佐藤副会長が高等教育の在り方講演

 日本私立大学協会の中四国支部(支部長=石田恒夫広島経済大学理事長)は5月15日、広島ガーデンパレスにおいて、平成25年度春季総会を開催。平成25年度の事業計画と予算を決定した。また、佐藤東洋士同協会副会長・カ搓キ半林学園理事長・桜美林大学総長による講演が行われた。
[日本私立短期大学協会]

振興方策など協議
 春季総会に334名出席

 日本私立短期大学協会(会長=佐藤弘毅目白大学短期大学部学長)は5月15日、東京都内のホテルを会場に、平成25年度春季定期総会を開催。全国から256校・334名が出席し、私立短期大学の振興方策などについて協議を行った。
[文部科学省・厚生労働省]

大卒就職率改善93.9%
 文科省・厚労省の調査

 今春卒業した大学生の就職率は4月1日現在で、前年比0.3ポイント増の93.9%だったことが、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。
[(学)国士舘]

国士舘大学 メイプルセンチュリーホール
 世田谷校舎に竣工

 (学)国士舘・国士舘大学(大澤英雄理事長、三浦信行学長)は5月11日、同大学世田谷校舎に完成した「メイプルセンチュリーホール」の竣工にあたり、内外関係者約170名の参加のもと、盛大に祝賀会を挙行した。
 
[アルカディア学報]

改正労働契約法への対応 有期雇用の在り方をどう位置づけるか
 上杉 道世(慶應義塾大学信濃町キャンパス事務長)
[SD]

「書く」というSD
 大学の取組、有名ブロガーの指摘を交えて

 様々な職員研修制度において、実力をつけるための重要な視点の一つに、講演等を「聞く」だけではなく「(自分の意見を)書く」という作業を伴うことが挙げられる。「書く」ことで職員の能力を向上させる大学のユニークな取り組みの紹介をするとともに、有名な大学関係のブログを執筆する倉部史記氏にコメントをもらった。
[文部科学省]

「熟議」で地域と協働
 文科省が大学づくりシンポ

 文部科学省は5月10日、同省において、「地域と協働する大学づくりシンポジウム〜地域と大学の更なる協働に向けて〜」を開催した。
 
[連載]

改革の現場 ミドルのリーダーシップ 43
 金沢星稜大学
 
[連載]

大学は往く 新しい学園像を求めて〈73〉
 新潟青陵大学
[ナジック学生情報センターグループ]

災害時安否確認システム 神奈川大が導入
 ナジックが開発  全国80校で利用

 ナジック学生情報センターグループ(以下、ナジック)は、2013年4月1日から神奈川大学(石積 勝学長、横浜市神奈川区)向けに「神奈川大学専用災害時安否確認システム」の提供を開始した。
 
 

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