平成25年3月 第2516号(3月6日)
COC事業説明会開催
地域再生・活性化の核となる大学の形成
自治体と全学的に連携、支援・承諾求める
大学全体で教育も研究も地域貢献も地域志向で
文部科学省は、平成25年度政府予算案のうち、国公私立大学を通じた大学教育改革の支援として、地域再生・活性化の核となる大学の形成を目的として、「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業:Center of Community)」を新規事業として実施する。その説明会が3月1日、東京・千代田区の学術総合センターで行われた。この事業は、大学等が知的資源を結集して、全学的に自治体と連携し、地域の課題を解決する優れた取組を支援するもの。地域の再生・活性化に貢献するとともに、大学等の教育研究機能の向上をも図ることがねらいだ。
三村会長を再任、副会長に安西・小川の両氏
下村博文文科大臣教育再生実行会議との連携求める
第7期中央教育審議会として初めての総会が2月27日、東京・霞が関ビルの会議室で開かれた。非公開で会長等の選任が行われ、会長には三村明夫氏(新日鐵住金(株)取締役相談役役)が再任されるとともに、副会長には安西祐一郎氏((独)日本学術振興会理事長)と小川正人氏(放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授)が就任した。会議では、教育振興基本計画部会の審議状況など第六期の各部会等の審議状況が報告された。また、下村博文文科大臣が出席して、教育再生実行会議と中教審の審議との関わり等について述べた上で、同審議会への大きな期待を寄せた。
小原芳明玉川大学長ら新メンバーは14名
下村博文文科大臣は2月15日、閣議後の記者会見で、第6期中央教育審議会委員の任期切れに伴い、新たな委員14名を含む30名の委員を任命したことを発表した。任期は平成27年2月14日までの2年間。
いじめ問題に対応 教育再生実行会議
政府の教育再生実行会議(座長=鎌田 薫早稲田大学総長)は2月26日、官邸で第3回会合を開き、“いじめ”などに関する『第一次提言』を取りまとめ、安倍晋三首相に提出した。経済再生とともに、教育再生は安倍内閣の最重要課題でもあり、「この提言は教育再生の実行へ向けた第一歩である。下村博文文科相にスピード感を持って取り組むように提示したい」と安倍首相は力を込めた。
麗澤大出版会
麗澤大学(千葉県柏市)出版会はこのたび、『高校生のための道徳教科書』を刊行した。
30年ぶりの快挙を祝う
日本体育大学は2月18日、都内のホテルで、「第89回東京箱根間往復大学駅伝競走優勝祝賀会」を催した。
広島国際大学はこのほど、中高生向けのDVD教材『これからの医療と福祉〜チーム医療でいのちを守る〜』を制作した。
所長 中原 爽(日本私立大学協会常務理事)
鈴木克明熊大大学院教授ら迎え
日本教育工学会のFD特別委員会は、2月18日、首都大学東京秋葉原サテライトキャンパスにおいて、ワークショップ」大学教員のためのFD研修会」を開催した。テーマは「大学授業デザインの方法―1コマの授業からシラバスまで―」。大学の教員30名が参加し、熱心にワークショップに臨んだ。
社会人基礎力育成グランプリ
3月4日、東京・大手町の日経ホールにおいて開催された、「社会人基礎力育成グランプリ2013」の決勝大会において、大阪工業大学工学部の取組が大賞(経済産業大臣賞)に選ばれた。
静岡理工科大学
小俣一平さん(61)
野村総研が寄贈 東京理科大が展示
東京理科大学(藤嶋 昭学長、新宿区神楽坂)の近代科学資料館では、2月末から国内で導入された初の商用(量産)電子計算機「UNIVAC120」の展示を始めた。