平成24年9月 第2497号(9月26日)
私大団体連
高等教育の約8割担う私学振興重視を
教員の資質能力向上の今後の課題など協議
教育振興基本計画のヒアリング対応、教員養成の今後の課題
高等教育改革委・教員養成小委が合同会議
日本私立大学団体連合会(以下、私大団体連)は9月12日、私学会館別館会議室で高等教育改革委員会(黒田壽二委員長)と教員養成問題に関する小委員会(白井克彦主査)の合同会議を開き、中教審の第二期教育振興基本計画部会に係る意見募集依頼への対応、「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」(答申)に係る当面の改善方策等について協議した。
全学推進型11大学、特色型31大学
文部科学省は、このほど平成24年度「グローバル人材育成推進事業」の採択拠点として国公私の42大学を発表した。この事業は、若い世代の「内向き志向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図るために、大学教育のグローバル化を目的とした体制整備を推進する事業を重点的に財政支援していくもの。
私大団体連 教育振興基本計画ヒアリングで意見発表
9月24日、東京・千代田区の学士会館で教育振興基本計画部会(第21回)が開かれ、「第二期教育振興基本計画」に係る関係団体からのヒアリングが行われた。
25年度科研費説明会
文部科学省は(独)日本学術振興会と合同で、地区別に平成25年度科学研究費助成事業公募要領等説明会を開催。9月12日には学習院大学(東京・目白)において、関東甲信越地区の関係研究機関を対象に公募要領等について説明が行われた。
教員の勤務“長く” 授業“短く” 学級規模はOECD平均上回る
経済協力開発機構(OECD)は9月11日、「図表で見る教育2012」を公表した。日本においては、「教員の勤務時間は長いが授業時間は短い」「私費負担の割合が高い」ことなどが分かった。
80周年記念式典を挙行
学校法人神戸薬科大学(雀部昌吾理事長)は9月9日、神戸市東灘区の神戸薬科大学において、創立80周年記念式典を挙行した。
研究員 島 一則(広島大学・高等教育研究開発センター准教授)
SPODフォーラム2012を開催
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)では、8月22日〜24日の3日間、「SPODフォーラム2012」を開催した。4回目となる今回は徳島大学を会場に、54名の講師陣により全44プログラムを提供し、SPOD加盟校を含む全国の高等教育機関の教職員及び学生、496名(延べ1432名)の参加があった。
愛媛大学で公開シンポ
愛媛大学は、去る8月1日、公開シンポジウム「学習意欲を高める授業とカリキュラムのデザイン〜高等教育の質保証のためのインストラクショナル・デザイン〜」を開催した。
信頼と共感をどのように得るか ― 下 ―
大学プロデューサー 倉部史記
平成国際大学
奈良大学が10年間継続 窯跡発見などの成果
奈良大学(石原 潤学長、山陵町)は、創立40周年事業として2009年からモンゴルの考古学的遺跡の調査・研究を行ってきた。
加計学園職員が奮闘 3日間で5000人の入場者
日本私立大学協会(大沼淳会長、加盟校390大学)が協賛する「完全復元伊能図全国巡回フロア展」が、9月21日から23日まで3日間、学校法人加計学園(加計考太郎理事長、岡山市北区理大町)加計第二記念体育館と創立50周年記念館で開かれた。