平成24年8月 第2494号(8月22日)
全私連
25年度予算税制改正要望実現へ要請活動
平野文科大臣・民主党幹部・私学振興推進議連等に
予算(地域振興拠点の私大支援・経済的負担軽減)
税制改正(寄附促進の措置の拡充・震災復興特例措置拡充)など
全私学連合(清家 篤代表)は、平成25年度の予算・税制改正要望の実現を目指して、夏の陣とも言える要望提出後の要請活動を活発に行っている。8月8日には民主党の文部科学部門会議(衆院第二議員会館)でのヒアリング、10日には平野博文文部科学大臣等への要請(文部科学省)及び民主党の笠 浩史総括副幹事長・文科部門会議座長代理への要請(国会・衆院)、21日には民主党私学振興推進議員連盟総会(衆院第二議員会館)での要望説明など酷暑の中で展開中だ。
「未来を創出する大学教育」の構築に向けて
大学分科会・大学教育部会
中央教育審議会大学分科会・大学教育部会は、去る8月9日、東京・港区の三田共用会議所で「未来を創出する大学教育の構築に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ(答申等)」について審議した。
グリーン・ライフ・農林漁業に重点配分 閣議決定
8月17日、政府は平成25年度予算の「概算要求組替え基準」(シーリング)を閣議決定した。
震災・原発事故からの復興期す
私大団体連私短協共催大学関係者ら700名が参加
本紙前号では、去る8月8日に福島県郡山市の郡山女子大学・同短期大学部の建学記念講堂で実施された「東日本大震災の被災地におけるシンポジウム2012」(日本私立大学団体連合会・日本私立短期大学協会共催)の概要を速報した。今号では、来賓挨拶、児玉龍彦氏(東京大学アイソトープ総合センター長)の特別講演「安心・安全な生活環境を求めて―子どもの未来を拓く―」、また、被災した大学等のこの一年の取組みと地域貢献をテーマにしたシンポジウム等を詳報する。
就職3年社員 日本経営協会の調査
就職3年前後の社員の44.4%が学生に戻れたら「再度就職活動する」と考えていることが、一般社団法人日本経営協会(茂木友三郎会長)の「若手社会人就労意識ギャップ調査報告書」でわかった。
大学評価フォーラム
(独)大学評価・学位授与機構は7月23日、東京・千代田区の一橋講堂において、平成24年度大学評価フォーラム「『学び』からみる高等教育の未来」を開催した。
国際協調の実践の場
ロボット工学を学ぶ世界各国の学生がロボット作りを競い合う「IDCロボットコンテスト大学国際交流大会」(IDCロボコン)が、8月6日から18日にかけて、東京電機大学千住キャンパスで開かれた。
学園葬を執り行う
(学)北星学園は8月19日、北星学園大学講堂で、去る7月7日に76歳で逝去された土橋信男理事長を偲び学園葬を執り行った。
研究員 丸山文裕(広島大学・高等教育研究開発センター教授)
Fukkaで行う運動教室〜地域の笑顔と大学教育の一体化〜
関西福祉科学大学保健医療学部 リハビリテーション学科 教授 野村卓生
新しい学習アプローチに挑戦するブレーキンゲ工科大学
(社)サステナビリティ・ダイアログ代表 牧原ゆりえ
大学教育部会「審議まとめ」を読んで
この8月の中央教育審議会総会において、「未来を創出する大学教育の構築に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜」が文部科学大臣に答申される予定であるが、すでに全国各地の大学関係者から賛否の声が上がっている。同答申を教育哲学から眺めた時、どのような議論となるのか。教育哲学会から、金沢大学人間社会学域学校教育学類の松下良平教授、奈良女子大学文学部人間科学科の西村拓生教授、広島大学大学院教育学研究科の丸山恭司教授に寄稿して頂いた。
9月2日に関連シンポも
中教審の「未来を創出する大学教育の構築に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜」(答申案)においては、学生の学修時間が問題とされ、ますます教育改善の質を問うている。こうした改善活動をIRを用いて支援しているのが日本中退予防研究所である。山本 繁所長に教学IRの今について寄稿してもらった。
愛媛大学が開く
(学)北星学園は8月19日、北星学園大学講堂で、去る7月7日に76歳で逝去された土橋信男理事長を偲び学園葬を執り行った。
東京理科大がFDセミナー
東京理科大学教育開発センターは、去る7月27日、神楽坂校舎において、第7回FDセミナー「学生の授業時間外学習を促すシラバス作成法」を開催した。
大学行政管理学会大学事務組織研究会リーダー
学校法人芝浦工業大学 寺尾 謙
宝塚大学
玉川大学の学生有志 9月に宮城県亘理町で
玉川大学(小原芳明学長、東京都町田市)の学生有志は、9月4日(火)・5日(水)の2日間、宮城県亘理(わたり)町で東北復興ボランティア活動を行うことになっている。