平成24年5月 第2483号（5月23日）
私大団体連
私学の役割と正しい理解求める
国家戦略会議の意見・議論に対し
シンポジウム「２１世紀社会の持続的発展と次世代の育成を支える私立大学」
日本私立大学団体連合会（清家 篤会長）は、17日、東京・新宿の学校法人文化学園の大ホールにおいて、「21世紀社会の持続的発展と次世代の育成を支える私立大学―国家戦略会議における民間議員の意見を受けて―」と題するシンポジウムを開催した。私立大学の役割と重要性と存在意義等について、改めて政府、マスコミ関係者等、広く社会に示すことを目的に開いたもの。パネルディスカッションでは、パネリストに古賀伸明氏（国家戦略会議民間議員、日本労働組合総連合会会長）、黒田壽二氏（私大団体連副会長、金沢工業大学学園長・総長）、鈴木 寛氏（民主党政策調査会副会長・文部科学部門会議座長、参議院議員）を迎え、清家氏がコーディネータを務めた。
学術研究振興資金贈呈
日本私立学校振興・共済事業団（河田悌一理事長）は、このほど平成24年度の①学術研究振興資金に採択した研究課題71件と同資金の②若手研究者奨励金に採択した30件を発表した。同資金は、私立大学等の学術研究に必要な経費の助成を行うことを目的に設立したもので、広く一般から受け入れる寄附金を基金としてその運用益を交付しているもの。今年度はのべ101件に1億3000万円を交付した。
大学分科会大学教育部会
去る5月21日、文科省内会議室において、中央教育審議会大学分科会大学教育部会の第14回の会合が開かれた。
24年度春季総会開く
日本私立大学協会九州支部（支部長＝中村量一中村学園大学理事長）は5月10日、福岡の西鉄グランドホテルを会場に平成24年度春季総会を開催した。総会には、同支部所属の43大学から38大学63名の代表者らが出席。平成24年度の事業計画と予算などを決定した。
文科・厚労省の調査
今春卒業した大学生の就職率は4月1日現在で、93.6％だったことが5月15日、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。過去最低だった前年同期を2.6ポイント上回り、4年ぶりに改善した。
文科省は手引きを公表
日本私立大学協会は、文部科学省より私立学校等を設置する学校法人などに通知された今夏の電力需給対策について、加盟大学に協力を呼びかけている。
H22 国際研究交流の概況
文部科学省はこのほど、平成22年度の国際研究交流の概況を公表した。
客員研究員 齊藤 力夫（永和監査法人 代表社員）
鹿児島を事例に産学連携調査
科学技術政策研究所は、このほど、鹿児島大学産学官連携推進センターの中武貞文准教授と協力して、「地方国立大学と地域産業との連携に関する調査」を実施し、分析結果を取りまとめた。対象としたのは鹿児島県地域であり、鹿児島県製造業企業と、鹿児島大学をはじめとする地域の大学・高専（大学等）の連携に焦点を当てた調査を行い、164社の有効回答を得た。
全国唯一の「船舶工学科」
去る5月13日、平野博文文部科学大臣が長崎総合科学大学（貴島勝郎学長）の船舶海洋試験水槽を視察に訪れた。
5月16日～18日まで、東京ビッグサイトにおいて「第3回教育ＩＴソリューションＥＸＰＯ」が開催された。
ミドルのリーダーシップ <21>
甲南女子大学
和洋女子大学
千葉工業大学（本岡誠一学長、千葉県習志野市）は、このほど開業した東京スカイツリータウン（R）8階に「東京スカイツリータウン （R）キャンパス」をオープンした。
