平成22年11月 第2422号(11月17日)
私大協会
就職部課長相当者研修会を開催
大学企業の事例発表・講演、班別研修など
「厳しい雇用環境下における就職支援とキャリア教育―学び・自立・挑戦―」テーマに
日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る11月10日から12日まで、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、「厳しい雇用環境下における就職支援とキャリア教育―学び・自立・挑戦」をテーマに、平成22年度(通算第35回)就職部課長相当者研修会を開催した。同研修会は就職委員会(担当理事=大橋秀雄工学院大学理事長、委員長=浦田雄司日本福祉大学キャリア開発部次長)が準備を進めてきたもの。(株)クラレ代表取締役会長の講演や各大学の事例発表のほか、希望テーマ別の班別研修などが行われ、加盟383大学から213大学282名が参加した。
- 学士課程・就業力テーマに
大阪で10周年記念の公開研究会開く
日本私立大学協会附置私学高等教育研究所(瀧澤博三主幹)は、去る11月8日、大阪ガーデンパレスで、第46回公開研究会を開催するとともに、同研究所創設10周年記念祝賀会を催した。
- [私大団体連]
- 第2回高等教育改革委
キャリア教育・職業教育特別部会
答申素案への意見とりまとめ
日本私立大学団体連合会は去る11月9日、私学会館別館会議室で第2回高等教育改革委員会(黒田壽二委員長)を開き、@中央教育審議会キャリア教育・職業教育特別部会での同部会の答申素案に対する意見まとめのほか、A中教審の審議動向についても、それぞれ文科省の担当官を招いての協議を行った。
- [文科省]
- 内定率57.6% 来春卒の大学生
前年同期比4.9ポイント減(10月1日現在)
来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日現在で前年同期に比べて4.9減の57.6%で、調査を始めた平成8年以降で最低となったことがこのほど、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。短期大学も6.5減の22.5%で同時期では過去最低となった。
- [女子美術大学]
- 創造性と実行力を生かす
女子美大が110周年を祝う
女子美術大学(大村 智理事長、佐野ぬい学長)は11月3日、有楽町朝日ホールで創立110周年記念式典を開催した。
- [アルカディア学報]
- 課題共有が学生獲得のカギ
両角 亜希子(東京大学大学院教育学研究科専任講師)
- [大学財務・経営センター]
- 大学団体等の役割探る
財務センターが国際シンポ
国立大学財務・経営センターは、11月2日、3日、東京・一橋の学術総合センターにおいて、国際シンポジウム「大学の活力を育てるもの―大学支援機関の役割と課題」を開催、米英仏、韓国などから専門家を招き、2日間にわたりディスカッションを行った。 - [連載]
- キャンパス・アジア アジア高等教育圏を目指してB
キャンパス・アジア構想 留学生交流の現場から
一橋大学国際教育センター教授 太田 浩
- [連載]
- 大学は往く
新しい学園像を求めて〈4〉
金沢星稜大学
- [厚労省]
- 3年以内既卒は新卒枠で
厚労省が指針を改正 青少年の雇用機会確保
厚生労働省は11月15日、「青少年雇用機会確保指針」が改正され、3年以内既卒者は新卒枠で応募受付をするよう、事業主らに要請を行った。
- [新刊紹介]
- 「大学破綻」
諸星 裕 著