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令和6年6月 第2967号(06月12日)
日本私立大学協会
「連携・再編、設置者枠を超えて」
大学分科会「在り方」特別部会 「中間まとめ(素案)」示す
中央教育審議会大学分科会の「高等教育の在り方に関する特別部会」(永田恭介部会長)は5月31日の第6回会合で、これまでの論議を中間まとめ(素案)として公表した。大学の再編・統合では、学生募集を停止した学部の継続的な教育研究を支える手立てや、学校法人が解散する場合の学生保護の枠組みづくりなどを課題とした。また、人材育成や研究基盤を担う大学の役割を維持するための財源確保の重要性も強調した。
中央教育審議会
社会教育人材 活躍促進へ
生涯学習分科会 第12期議論の整理
中央教育審議会の生涯学習分科会(清原慶子分科会長)は5月24日、第131回会合を開き、同分科会の下に設置された社会教育人材部会がとりまとめた「社会教育人材の養成及び活躍促進の在り方について(最終まとめ(案))」を了承したほか、第12期同分科会における議論の整理をしたうえで、とりまとめの最終案として大筋で了承した。
日本私立大学協会
本年度研究課題を協議
就職・キャリア支援委員会
委員長・副委員長を選任
日本私立大学協会(小原芳明会長)は6月4日、都内の会議室で令和6年度第1回(通算第299回)就職・キャリア支援委員会(担当理事=後藤治工学院大学理事長)を開催し、委員長、副委員長等の選任のほか、本年度の研究課題及び委員会活動について協議した。
連載
アルカディアの灯
―地方私大からの緊急提言―②
公平な教育支援を
東北工業大学学長
渡邉浩文
全国障害学生支援センター
障害学生数は平均51.7人
全国障害学生支援センター 「受験可」が全ての障害で減少
(一社)全国障害学生支援センターは、このたび「大学における障害学生受け入れ状況に関する調査2023」を公表した。障害学生の在籍がある大学は307校に達し、在籍者の総数が1万5千人を超え、1大学あたりの障害学生数は平均51.7人であることが分かった。
千葉商科大学
学園発展に渾身の努力を捧げた
千葉商科大学 原田嘉中前理事長お別れの会
2月21日に94歳で亡くなった学校法人千葉学園名誉理事長(前理事長)原田嘉中氏の「お別れの会」が、5月20日に墨田区の東武ホテルレバント東京に於いて執り行われた。
アルカディア学報
生成AIの積極的活用で、思考力・文章力の育成を
~大学生のChatGPT 利用実態に基づく提案~
客員研究員 大森不二雄(東北大学高度教養教育・学生支援機構教授)
インタビュー
8音大と2ホールの"協奏"
音楽大学オーケストラ・フェスティバル
学生の成長も促す
2つの公共ホールの協力のもと、首都圏8つの音楽大学が一堂に会する音楽大学の祭典「音楽大学オーケストラ・フェスティバル」は、この秋に15年目を迎える。2つの形態の公演を実施しており、それぞれ紆余曲折がありながらも着実に観客数を伸ばし、人気の音楽祭に成長した。この取り組みについて、ホールで担当している東京芸術劇場の曾宮麻矢さんと、ミューザ川崎シンフォニーホールの和田久美子さんに聞いた。
寄稿
ブルシット・ジョブをいかに減らすか
大学改革における文化人類学的アプローチ ―上―
東京大学 早川公
連載
私大の力―42―
地方創生の10年
どう評価するか?
「統合・再編」欠かせぬ視点
日本私立大学協会
「更なる連携が必要」
私大協九州支部
令和6年度春季総会を開催
日本私立大学協会(小原芳明会長)の九州支部(支部長=津曲貞利鹿児島国際大学理事長)は5月21日、福岡市のホテルオークラ福岡において、令和6年度春季総会を開催した。