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令和6年4月 第2960号(04月10日)

中央教育審議会

「国大、学納金150万円に」
大学分科会 「在り方」部会
慶應塾長「公平な土壌」を提言

 中央教育審議会大学分科会の「高等教育の在り方に関する特別部会」は3月27日、4回目の会合を開き、前回と同様、2委員による発表とともに議論を進めた。発表者の1人、慶應義塾の伊藤公平塾長は「国立大の学生の年間負担(学納金)を、平均で私立大並みの150万円程度に設定すること」を提言。そのことが国公私立大の共通の土壌を整備することにつながり、「大学生の8割近くが通う私立大・短大は、公平な環境で建学の精神に基づく経営努力に取り組むことができる」との見解を示した。

日本私立大学団体連合会

令和6年度事業計画・予算案を了承
私大団連総会 田中会長(早大総長)再任

 日本私立大学団体連合会は3月28日、第93回総会を対面とオンラインの併用形式で開催した。

アルカディアの風

私大の研究潜在力を活用せよ

日本学生支援機構

大学生の収入は約4万円の増
学生生活調査 支出は182万4700円

 独立行政法人日本学生支援機構では、3月29日に、「令和4年度 学生生活調査」の結果を公表した。大学生の収入は、前回調査より3万9800円増の196万7400円であった。

埼玉工業大学

クリーンエネルギー技術開発センター開設
知的資源を地域課題解決に

 埼玉工業大学(内山俊一学長、埼玉県深谷市)は、世界的な課題となる地球環境問題に対応し、工業大学として技術革新による地域課題解決を目指す「クリーンエネルギー技術開発センター」を開設し、4月より本格的に活動を開始する。

アルカディア学報

寄附行為変更上の留意点~理事・理事会、監事~ ―下―

 池田千絵(名川・岡村法律事務所弁護士)

インタビュー

高校での探究活動を評価・支援
崇城大学の入試改革 県内SSH校と強い連携

 熊本市に立地する崇城大学(小野長門学長、薬学部、生物生命学部、工学部、情報学部、芸術学部)は、高校の探究活動の成果を入試の合否に利用する「探究活動支援入試(プログレス選抜・アピール選抜)」を実施している。2024年度4月には、アピール選抜で12人、プログレス選抜で3人の合格者が入学した。この取り組みについて、山本朝昭入試広報部長に聞いた。

連載

中小規模私大のDS教育
④京都光華女子大学
科目間連携で拡げるAI教育

連載

私大の力-40-
新幹線の福井延伸
学生募集にも影響?
首都集中か沿線大に恩恵か

スポーツ庁

スポーツ親しむ社会の実現へ
コンディショニングに関する研究 成果報告会

 スポーツ庁(室伏広治長官)は3月13日、文部科学省においてSport in Life推進プロジェクト「スポーツ実施率の向上に向けた総合研究事業」コンディショニングに関する研究の成果報告会を実施した。


麗澤大学

文理融合教育の展開に向けて
新校舎「さつき」が竣工

 学校法人廣池学園の麗澤大学(徳永澄憲学長、千葉県柏市)は、このたび新校舎「さつき」が竣工し、3月19日に竣工式を行った。同学校法人は2025年に90周年を迎えることを機に、今年4月「工学部」を開設。それに伴うキャンパスの再整備が行われてきた。