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令和5年8月 第2934号(08月02日)

日本私立大学協会

来年度政府予算・税制改正要望、最終協議
私大協理事会  大学のセクハラ防止推進

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は7月28日、第734回理事会を対面とオンラインの併用形式で開催した。議事では、令和6年度私立大学関係政府予算・税制改正要望のとりまとめや、大学におけるセクシュアルハラスメントを含む性暴力等の防止に向けた取り組みの推進などを協議した。

日本学術振興会

若手研究者支援を推進
科研費等説明会 令和6年度公募の変更点など

 独立行政法人日本学術振興会は7月19日、令和5年度科学研究費助成事業等説明会をオンラインで開催した。コロナ禍により令和2年度から4年度までは説明資料をウェブ上で掲載するにとどまり、このたびは3年ぶりにオンライン配信で説明会を開いた。

科学技術・学術審議会

学術知共創Pの成果もとに検討
学術分科会 人文学・社会科学特別委員会

 科学技術・学術審議会学術分科会の人文学・社会科学特別委員会は7月25日、第17回会合をオンラインで開催し、人文学・社会科学における共同研究の推進、研究データ基盤の整備について審議した。

中央教育審議会

教師の処遇改善方策を審議
初中分科会 特別部会が第2回会合

 中央教育審議会初等中等教育分科会の「質の高い教師の確保特別部会」は7月24日、第2回会合を開き、直ちに取り組むべき施策に係る論点案をもとに審議した。

文部科学省

離職理由「精神疾患」が過去最多
学校教員統計中間報告 公立小中の教員、年齢低下

 文部科学省は、このたび、令和4年度「学校教員統計中間報告」を公表した。精神疾患を理由とする離職者は、公立幼小中高校で995人と過去最多にのぼることがわかった。

アルカディア学報

生成AIは教育機関としての大学に何を問いかけるか

 客員研究員 飯吉透(京都大学学術情報メディアセンター/大学院教育学研究科教授)

インタビュー

女性医師等のキャリア継続を支援
「日本医科大学しあわせキャリア支援センター 組織改革にもつなげる

 東京都文京区に立地する学校法人日本医科大学のしあわせキャリア支援センターでは、日本医科大学(弦間昭彦学長、医学部)、日本獣医生命科学大学(鈴木浩悦学長、獣医学部ほか)における、主にライフイベントに直面した女性医師・研究者のキャリアに寄り添い、様々な意識・組織改革を進めている。働き方改革や男女共同参画という政府の政策のなかで、医師の働き方や女性の進出を重視する様々な取り組みについて、土佐眞美子同センター長に聞いた。

寄稿

大学淘汰の時代だからこその学会をめざして

 大学行政管理学会副会長(龍谷大学)  岡田雄介

連載

私大の力㉝
教育学術新聞70年 其の四
黒田副会長の40年
「地域の信頼」あればこそ

総務省

日本人住民、14年連続で減少
住基台帳に基づく人口動態調査

 総務省は7月26日、住民基本台帳に基づく人口動態調査(今年1月1日現在)を発表した。それによると、外国人住民を含む総人口は1億2541万6877人で、前年を51万1025人(0.41%)下回った。日本人住民に限ると前年比で80万523人(0.65%)減の1億2242万3038人だった。