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令和5年2月 第2913号(02月01日)

日本私立大学協会

当面する重要課題を協議
第728回理事会
令和5年度の事業計画策定へ

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は1月27日、オンラインで第728回理事会を開催した。議事では、同協会の令和5年度事業計画案の策定方針および予算案の編成方針などを協議。令和5年度私立大学関係政府予算案・学校法人関係税制改正の結果等、当面する重要課題については、文部科学省の担当課長らから説明を受けて意見交換を行った。

日本私立大学協会

事業計画案・予算案作成方針を検討
第1回企画財務委員会 諸事業の推進状況を報告

 日本私立大学協会は1月28日、オンラインにて企画財務委員会(担当理事=本山和夫東京理科大学会長)を開催した。令和4年度同協会諸事業の推進状況や令和5年度同協会事業計画案と予算案作成のための基本方針などを協議した。

中央教育審議会

破綻前提の「学生保護」論に疑義
大学分科会 本年度の審議詰めの作業

 中央教育審議会大学分科会(永田恭介分科会長)は1月25日、第171回会合を開き、13日の大学振興部会で積み残しとなった「学生保護の仕組みの整備」を中心に検討した。

文部科学省

子供にゆだねる教育を
義務教育の在り方ワーキンググループ
「義務教育の意義」「学びの多様性」を議論

 文部科学省は、1月24日、第4回「義務教育の在り方ワーキンググループ(以下、WG)」を開催した。同WGは、中教審の「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会」の下に設置された。今回は、これまでに出された委員からの意見を整理し、「義務教育の意義」と「学びの多様性」の観点から議論が行われた。

アルカディア学報

大学ファンドの衝撃
日本型教育研究の国際通用性

 客員研究員 小笠原正明(北海道大学名誉教授・一般社団法人大学教育学会顧問)

インタビュー

自分の大学は自分で守る
日本体育大学の危機管理体制
広報課も重要な役割

 日本体育大学(石井隆憲学長、体育学部、スポーツ文化学部、スポーツマネジメント学部、児童スポーツ教育学部、保健医療学部)は、言わずと知れたスポーツ大学の雄である。スポーツは日常的に怪我や事故が多い。だからこそ危機管理に万全を期している、と今村裕学校法人日本体育大学常務理事は指摘する。同大学の危機管理体制について、今村常務理事と小林要一法人事務局総合企画部システム課長・大学事務局緊急対策担当課長に聞いた。

特集

私大危機管理の要諦
事例から3つのポイントにまとめる

 本紙では、私立大学の危機管理体制について、これまでいくつか取材をしてきた。大学によって多様な体制が構築されていることが分かったが、共通点も多くあった。このたびはその中から3つのポイントをまとめた。その要諦は、①防災マニュアルと避難訓練の一体的な運用、②迅速で正確な情報共有、③学生参加である。

連載

私大の力㉗
共通テスト3回目
設問に新傾向
各教科とも「読解力」を重視

文化審議会

「陸前高田の漁撈用具」重要有形民俗文化財に指定
文化審が答申 重要無形に3件、登録有形2件など

 文化審議会は、1月20日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、重要有形民俗文化財として1件、重要無形民俗文化財として3件を指定すること及び登録有形民俗文化財として2件、登録無形民俗文化財として2件を登録することについて文部科学大臣に答申した。また、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として3件を選択することについて、文化庁長官に答申した。