平成25年12月 第2546号(12月4日)
私大等3団体
私立大学振興大会2013を開催
下村文科大臣「私学の人材育成に期待」語る
高等教育政策のパラダイム転換
26年度予算・税制改正要望等 熱気溢れる
日本私立大学団体連合会をはじめ、日本私立短期大学協会、日本私立高等専門学校協会の私学3団体は11月28日、東京・文京区湯島の東京ガーデンパレスを会場に「私立大学振興大会2013」を開催した。全国の私立大学等関係者が一堂に会し、来賓として下村博文文部科学大臣を迎え、今後の私学高等教育のあり方について共通理解を深めるとともに、平成26年度私立大学関係政府予算及び税制改正にかかる私学側の要望実現に向け、広く国民に働きかける機会とした。当日は、全国から300名を超える理事長・学長等が参集したほか、6大学1法人がテレビ会議システムによって、地方からの生の声を会場に寄せた。なお、同連合会の取りまとめた私学振興への提言「わが国の知識基盤社会を先導し、地域に貢献する私立大学・短期大学」をテーマとするパネルディスカッションも行われた。最後に、総意として「決議」が採択されて会を閉じた。
「私立大学と教学マネジメント」テーマに
日本私立大学協会は、去る11月25日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷を会場に「私立大学と教学マネジメント」をテーマに、平成25年度(通算第44回)教育学術充実協議会を開催した。同協議会は、教育学術充実研究委員会(担当理事=中原 爽日本歯科大学元理事長・学長、佐藤東洋士桜美林大学理事長・総長)が準備等を進めてきたもの。当日は、加盟大学から183大学248名が参加して、熱心な協議が行われた。
大学と高校の連携など協議
中教審・高大接続特別部会
中央教育審議会の高大接続特別部会(安西祐一郎部会長)は11月29日、文科省内会議室で、教育再生実行会議の第四次提言の@「多面的・総合的に評価・判定する大学入学者選抜への転換」、A「大学の人材育成機能強化・高等学校教育と大学教育の連携強化」について審議した。
野村證券(株)片山研究員 大学のビジネスモデルについて講演
日本私立大学協会の関西支部(支部長=森田嘉一京都外国語大学理事長・総長)は11月26日、神戸市内のメリケンパークオリエンタルホテルにおいて総会を開催した。
学内配信希望の大学を募る
文部科学省はこの度、若者の留学へのチャレンジ精神を培うためのプロモーション・ビデオを制作。大学生が海外留学を考えるきっかの一つとなるよう、各大学の学内デジタルサイネージでの配信を呼びかけている。
水産研究所 料理店 銀座で開店
近畿大学と株式会社アーマリン近大は12月4日、養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」銀座店をオープンさせた。大阪で人気のスポット、グランフロント大阪の1号店に続いて2店目となる。
日本福祉大 大学初の試み
学校法人日本福祉大学は、学園創立60周年を迎えた今年、受験生の出願数に応じて、開発途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動を始める。
国大改革プラン
文部科学省は11月26日、国立大学の教育・研究機能の強化に向けた「国立大学改革プラン」を発表した。
主幹 瀧澤 博三(帝京科学大学顧問)
日本私立学校振興・共済事業団
日本私立学校振興・共済事業団では、私立学校の教育と研究の振興を図るため企業等法人から寄付を受け入れ、これを寄付者の指定した学校法人に配付する業務を行っている。
山本教授(九州国際大学)が講演
佛教大学では、11月8日に同大学において、学内外高等教育機関の関係者を対象とした、2013年度第2回FD研究会「大学生の学ぶ意欲を引き出すジェネリック・スキルの育成と評価〜リテラシー育成を主眼においた初年次教育の取組み」を開催した。
ミドルのリーダーシップ 57
麗澤大学
われら大学人〈41〉
高成田 享さん(65)
指宿で伊能地図フロア展 2140人が伊能の偉業体感
「完全復元伊能図フロア展in指宿」(完全復元伊能図全国巡回フロア展中央実行委員会の主催)が11月21日から24日まで鹿児島県指宿市の指宿総合体育館で開かれ、2140人の入場者でにぎわった。
総工費7億円 千葉商大が来年4月から
千葉商科大学(島田晴雄学長、千葉県市川市)は、同大野球場の移転に伴い9月末で閉鎖した野田グラウンド(千葉県野田市上三ヶ尾)の敷地約4万6781平方メートル(約4.68ha)に「千葉商科大学メガソーラー野田発電所」(仮称)を総工費約7億円で建設。来年4月から東京電力に対する売電事業を開始する。
男子準優勝、女子優勝 東日本国際大が快挙
東日本国際大学(田久昌次郎学長、福島県いわき市)弓道部は、11月22日(金)〜24日(日)まで三重県伊勢市で開催 された「第61回全日本学生弓道王座決定戦」および「第37回全日本学生弓道女子王座決定戦」で、男子が準優勝、女子が優勝。女子は「全日本学生弓道女子王座決定戦」でも優勝しており2冠を達成した。