平成25年1月 第2510号(1月16日)
補正予算案13兆1000億円を閣議決定
平成24年度一般会計は100兆円超に
復興・防災、暮らしの安心・地域活性化、
富の創出など緊急経済対策中心に
政府は1月15日の臨時閣議で、東日本大震災の復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化など緊急経済対策を柱とする平成24年度補正予算案を閣議決定した。予算規模は13兆1054億円で、補正後の平成24年度の一般会計総額は100兆円を超え、補正予算としては、リーマン・ショック時の景気対策として編成した平成21年度の14兆円に次ぐ大きさ。政府は1月末の国会に補正予算案を提出する。このうち、文部科学省関係では、復興・防災関連としての「国公私立学校施設(専修学校含む)の耐震化・老朽化対策等の推進」、成長による富の創出関連としての「産学共同の開発促進のための大学及び研究開発法人に対する出資」ほか、暮らしの安心・地域活性化関連の「科学技術イノベーションによる地域活性化と国際競争力の強化」など、合計で9537億円が計上されている。私学関係は次のとおり。
新年賀詞交歓会など催す
東京理科大知財戦略専攻 生越教授が“地名は財産”を講演
日本私立大学協会の関東地区連絡協議会(24年度議長=塚本桓世東京理科大学会長)は1月10日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、所属の69大学129人が出席して、平成25年新春講演会および新年賀詞交歓会を開催した。
大学改革質・量・入試、6・3・3・4制など議論
「経済再生」と並んで第二次安倍内閣の二枚看板の一つである「教育再生」のスタートとして、下村博文文科大臣は、有識者会議「教育再生実行会議」(仮称)を設置した。
入学者選抜の在り方議論
中央教育審議会高大接続特別部会では、大学入学者選抜の現状を踏まえて審議が進められている。
グローバル人材育成の取組
文部科学省が検討、まとめ
文部科学省では、昨年6月、高等教育局長の下に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会(座長:竹田一則筑波大学大学院教授)」を設置し、このたび「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」が取りまとめられた。概要は次の通り。
アクティブラーニング支援
昨年11月14日、第6回大学コンソーシアム石川FD研修会「ソーシャルメディアでつなぐアクティブラーニング支援」が開催された。
新潟国際情報大学
地元企業等の経営課題に取り組む若者たち
鹿児島 NPOマチトビラ・志學館大学等
明海大学
福島大学と鹿児島大学 省内で研究・取組を展示
文部科学省は、大学・研究機関等との共同企画広報を進めている。3月末まで、福島大学と鹿児島大学の協力を得て、同省内の「情報ひろば」で、両大学との共同企画展示を行っている。
十文字学園女子大学の学生
十文字学園女子大学(横須賀薫学長、埼玉県新座市)の有志による「さつまいもプロジェクト」(略称:いもプロ)は、同大のキャンパスがある埼玉県新座市で、特産品を目指す芋焼酎「指月喝」の原料であるさつまいもの栽培に学生が協力、収穫後にわけてもらったさつまいもでお菓子づくりを行っている。