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教育学術オンライン

平成23年4月 第2440号(4月27日)

日本私立大学協会  第614回理事会 事業計画の実施要領決まる
 各種事業実施に震災関連課題を
 東日本大震災への支援方策など協議

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は4月22日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、今年度初となる第614回理事会を開催した。3月の理事会・総会が東日本大震災により開催できずに、平成23年度の事業計画等が書面による表決で「承認」されたことから、当日は事業計画及び事業展開方針(実施要領等を含む)について説明・協議が行われた。また、東日本大震災により被災した私立大学等の復興に向けた支援・対策活動の在り方についての集中的な協議も行われた。そのほか、新規加入の5大学の承認、評議員の登録変えなどが報告された。

 
[文部科学省]

教育のグローバル化の推進に向けて
 ―大学の世界展開力強化事業の方向性―
 文部科学省高等教育局
 高等教育企画課国際企画室長 氷見谷直紀

 文部科学省では、平成23年度予算において新規に「大学の世界展開力強化事業」を計上し、実施することとしている。そこで文部科学省より、この事業の方向性について寄稿いただいた。

 
[日本私立大学協会]

23年度大学教務部課長相当者研修会に震災関連課題も
 第1回大学教務研究委開く

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は21日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、平成23年度第1回大学教務研究委員会(担当理事=小出忠孝愛知学院大学学院長、委員長=安井利一明海大学学長)を開催した。

 
[中央教育審議会]

震災対応など審議
 中教審が総会開く

 4月22日、第76回中央教育審議会の総会が文部科学省内の講堂で開催された。

 
[国際交流政策懇談会]

若者の内向き志向の打破
 国際交流政策懇が提言

 文部科学省が設置した国際交流政策懇談会では、グローバル化時代において我が国が持続可能な成長をするために必要な人材の育成について議論を重ねてきた。このたび、同懇談会の審議結果が最終報告書「我が国がグローバル化時代をたくましく生き抜くことを目指して」として取りまとめられた。具体的施策の実施に向けた提言の概要は次の通り。

 
[千葉工業大学]

建築・都市計画から震災を考える
 公開討論会を開催

 
去る4月22日、千葉工業大学は、同大津田沼キャンパスにて公開討論会「東日本大震災 私たちは何をすべきか何ができるか」を開催した。
 
[文化学園大学]

終始の年に新しいものを発信!
 ZtoX
 文化学園大学ファッションショー

 
文化学園大学服装学部服装造形学科は4月22日と23日、同大ホールにおいて、第26回ファッションショーを開催。両日で6255人が来場した。
 
[日本映画大学]

開学を記念した春の祭典
 日本映画大 × 昭和音楽大
 小沢昭一が今村監督を語る

 
日本映画大学は4月23日、開学記念イベント「小沢昭一と映画と音楽と」を開催した。
 
[アルカディア学報]

高等教育の変化をとらえる 第47回公開研究会より
 白川 優治(千葉大学普遍教育センター助教)

 
[インタビュー]

文部科学省高等教育局大学振興課専門官に聞く
 学生ボランティアの単位化

 4月1日に文部科学省は、「東北地方太平洋沖地震に伴う学生のボランティア活動について」と題した通知を各大学長等宛に出した。学生の現地ボランティア活動等に際し、活動を行いやすい環境づくりに配慮することなどが記されている。この通知についての詳細を文部科学省高等教育局大学振興課喜久里要専門官(併)法規係長に聞いた。

 
[東北芸術工科大学]

復興キャンペーン「スマイルトレード10%」
 継続的ボランティア派遣など

 山形市にある東北芸術工科大学(根岸吉太郎学長)は、4月24日に予定より13日遅れで入学式を行なった。ちょうど山形は桜の開花もはじまり、希望に満ちた新学期が始まったわけだが、ここから2時間ほど車を走らせれば、そこはまだ累々と瓦礫と汚泥が広がる被災地だ。

 
[札幌大学]

札幌大学が持続的募金プロジェクト
 「リムデイ.11」を創始

 札幌大学では、東日本大震災を受け、毎月11日に被災地へ募金を送り続けるという持続的募金プロジェクト「リムデイ.11(リムデイ・ドット・イチイチ)」を開始した。

 
[連載]

大学改革に哲学はあるのか 教育哲学が考える大学改革 (1)
 慶應義塾大学・文学部教授(比較大学高等教育論)  松浦良充

 
[特集]

つながろう 日本
 日本私立大学協会加盟校 震災被害に対する支援の取組

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