平成23年2月 第2430号(2月2日)
私大協会 第611回理事会
23年度事業計画・予算の基本方針定まる
私学振興の基本軸の制度設計など
23年度政府予算案など文部科学省担当課長等が説明
日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る1月28日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、第611回理事会を開催し、同協会の平成23年度事業計画案の策定方針及び予算案の編成方針のほか、大学改革問題と新たな大学政策の構築等について協議した。
第1回企画財務委開く
去る1月28日、第611回理事会に先立って開かれた平成22年度第1回企画財務委員会(原田嘉中担当理事)では、平成23年度の事業計画案及び予算案作成のための基本方針等を協議した。
広報活動は3年生3月以降 選考活動は4年生8月以降を要請
日本私立大学団体連合会(白井克彦会長)は、1月31日、就職大氷河期の厳しい就職状況下にあって、早期化・長期化する大学生の就職活動について「会社説明会など広報活動を後期試験終了後の3月以降、面接などの選考活動を夏期休暇期間の8月以降とする意見書」を(社)日本経済団体連合会(米倉弘昌会長)に提出した。
経団連会員社ほか600社へのアンケート調査
(社)日本経済団体連合会(米倉弘昌会長)はこのほど、昨年行った「産業界の求める人材像と大学教育への期待」に関するアンケート調査結果を公表した。
国際交流委で意見交換
日本人の海外留学者が近年減少傾向にある。文部科学省の集計によると、ピークだった2004年の8万2945人に比べ、2008年は6万6833人まで減少している。
研究員 羽田 積男(日本大学文理学部教授)
大学教育改革GP合同フォーラム開催
去る1月24日、25日の両日、東京・秋葉原で平成22年度大学教育改革プログラム合同フォーラムが開催された。
日本 読解力は前回より平均点上昇〈上〉
見城見枝子さん
文京学院大の新・文明の旅 履修枠を超える応募
大学生の内向き志向を象徴するのが海外留学者の減少であり、若者の海外勤務を拒否する傾向も同様な流れか。こうしたなか、文京学院大学(島田Y子学長、東京都文京区)が立ち上げた「新・文明の旅」プログラムには35人の履修枠に対し説明会におよそ140人が参加し、定員を超える応募が出ている。