平成22年6月　第2405号（6月16日）

私学事業団
　２２年度「経常費補助金」研修会開く
　定員に係る助成見直し補助項目の変更点など注意促す
　　一般補助特別補助　申請上のポイントなど解説
　　日本私立学校振興・共済事業団（河田悌一理事長、以下、私学事業団）は去る6月8日、文京学園「仁愛ホール」（東京会場）において、「平成22年度私立大学等経常費補助金事務担当者研修会」を開催した。同研修会は、学校法人の補助金事務担当者を対象に毎年開かれており、同事業団及び文部科学省から、経常費補助金に関する改正点・見直し、申請事務の留意点、会計検査院の実地検査などについて解説が行われた。なお、翌日には入門者編の研修会も行われた。

［文科省］

私大平均額は約１３１万円
　２１年度　学生納付金等調査結果
　　文部科学省は、このほど、「私立大学等の平成21年度入学者に係る学生納付金等調査結果」を公表した。一人当たりの平均額は、授業料85万1621円、入学料27万2169円、施設整備費18万8356円で、合計131万2146円（対前年度0.2％増）の過去最高額となった。

［私大協会］

経理研修会の実施計画策定へ
　第２回大学経理財務研究委
　　日本私立大学協会は、去る6月4日、東京工科大学が東京・大田区に今春開設した蒲田キャンパスで、平成22年度第2回大学経理財務研究委員会（原田嘉中担当理事）を開き、来たる10月27日から新潟市のホテルオークラ新潟等で開催する「大学経理部課長相当者研修会」の実施計画について協議を行った。

 

［文科省］

大学など企業と情報交換
　東京で就職指導ガイダンス
　　去る6月10日、東京ビッグサイト（東京・江東区）において、平成22年度第1回全国就職指導ガイダンスが開催された。学校側、企業側双方が一堂に会して情報交換を行った。午前の第一部・全体会と、午後の第二部・情報交換会とにわかれ、第二部では多様な学生に対応した就職情報の提供などのセッションも組まれた。

 

［日本教育再興連盟］

学校大公開時代に向け
　教育再興連盟のフォーラム
　ＮＰＯ法人日本教育再興連盟（河村建夫会長理事）は5月29日、五月祭で賑わう東京・文京区の東京大学本郷キャンパスにおいて、「教育フォーラム2010〜学校大公開時代」と題するシンポジウムを開いた。

［アルカディア学報］

自律的な努力を促す試み　日本学術会議からの提案
　　広田照幸（日本大学文理学部教授）

 

［特集］

キャンパス万華鏡 　

［連載］

高めよ　深めよ　大学広報力〈74〉　こうやって変革した71
　就職力で存在感強める
　キャリア支援センター２課制　 一年生から就職指導
　九州産業大学

 

［東京工芸大学］

岩谷教授（東京工芸大）にギネス認定証
　パックマン生みの親３０年間、老若男女に人気　　
　不朽の名作ゲーム『パックマン』の生みの親であり、東京工芸大学（若尾真一郎学長、東京都中野区）芸術学部ゲーム学科主任である岩谷　徹教授が、このほど、ギネス認定証を授与された。

［新刊紹介］

「南海ホークスがあったころ」
　　永井良和・橋爪紳也　著