平成22年4月　第2396号（4月7日）

私大協会
　第132回春季総会を開催
　平成22年度事業計画・予算決める
　鈴木文科副大臣挨拶「22年は大学教育の年！」
　日本私立大学協会（大沼　淳会長）は、去る3月25日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷を会場に、加盟384大学から約240名が出席して第132回総会（平成22年春季）を開催し、平成22年度の事業計画案並びに予算案を協議・決定するとともに、中央教育審議会の審議動向と対策問題、平成22年度の私学関係予算・税政改正の結果と今後の対策などのほか、高等教育激動期における私立大学の振興・発展に係わる重要問題について協議した。
　総会終了後の懇親晩餐会には、文部科学省から鈴木　寛文部科学副大臣のほか、坂田東一文科事務次官、清水　潔文科審議官、森口泰孝文科審議官、山中伸一官房長、徳永　保高等教育局長、磯田文雄研究振興局長、河村潤子私学部長のほか幹部多数、さらに、私学関係団体からも代表者が出席して盛会裏に終了した。

［私大団体連］

第64回総会開催
　日本私立大学団体連合会（白井克彦会長）は、去る3月26日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で第64回総会を開催し、任期満了に伴い、白井会長の留任を決め、他の役員も3月中に決めることとした。また、平成22年度の事業計画・予算を決定した。

［評価機構］

66大学「認定」、「保留」は5大学
　（財）日本高等教育評価機構（佐藤登志郎理事長）は、平成21年度の大学機関別認証評価の結果について、3月26日、文部科学省で記者会見を開いて公表した。
　21年度は71大学の認証評価と1大学の再評価を実施したもので、71大学のうち66大学を「認定」と判定し、5大学の判定を「保留」とした。また、再評価の1大学は「認定」と判定した。
　なお、同機構は、3月31日、新たに専門職大学院（ファッション・ビジネス分野）の認証評価機関として認証されることとなり、徳永　保高等教育局長より、認証書を手交された。

 

［ＪＡＳＳＯ］

20年度の学生の生活費
　平成20年度の大学生（昼間部）の生活費はピークだった平成12年より約3割減少し、67万6300円であったことが、日本学生支援機構の「平成20年度学生生活調査」でわかった。調査は全国の学生を対象に隔年で実施しており、今回は4万1222人が回答。

 

［生協連・私大協］

記者と学生が論議
　在京の教育担当記者の勉強会である「学生の意識と行動に関する研究会」の第16回研究会が3月30日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開かれた。
　この研究会は、全国大学生活協同組合連合会が事務局になり、3年前から行われている。今回は、日本私立大学協会が協力、「大学と地域の連携―その中で活動し、学ぶ学生たち」をテーマに開かれた。

［アルカディア学報］

公開研究会報告
　私大経営システム―現状と課題　財務・職員調査を踏まえて　
　　研究員　篠田道夫（日本福祉大学常任理事）

［連載］

高めよ　深めよ　大学広報力〈66〉　こうやって変革した63
　好イメージ維持に努力
　少人数教育　学生は財産　学生もＯＧも広報担当
　清泉女子大学

［新刊紹介］

「対決！　大学の教育力」
　　友野伸一郎　著