平成20年11月 第2340号(11月26日)
■今年のロボット大賞 東北大学、東大など8件
経済産業省は共催機関と協力してこのほど、「今年のロボット」大賞二〇〇八を実施、応募のあった六五件の中から今年活躍し、将来の市場創出への貢献度や期待度が高いロボットを優秀賞として八件選定した。
「今年のロボット」大賞は、民間の研究開発とロボット技術の活用を促進し、市場創出を推進するため、その年に活躍したロボットの中から、将来の市場創出への貢献度や期待度が高いロボットを選出し、表彰する制度。
優秀賞に選ばれた八件は次の通り。(部門別・五〇音順)
【サービスロボット部門、四件】
○Omnibot17μ i-sobot(オムニボットワンセブンミューアイソボット)
株式会社タカラトミー
○自動ページめくり器「ブックタイム」
株式会社西澤電機計器製作所
○食の安心・安全に貢献する田植えロボット
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター
○ロボットを活用したエンジニア育成ソリューションZMP e-nuvo シリーズ
株式会社ゼットエムピー
【産業用ロボット部門、二件】
○組込型ロボットXR-Gシリーズ
株式会社デンソーウェーブ
○第一〇世代液晶ガラス基板搬送ロボットMOTOMAN-CDL3000D
株式会社安川電機
【公共・フロンティアロボット部門、一件】
○能動スコープカメラ
東北大学、国際レスキューシステム研究機構
【部品・ソフトウェア部門、一件】
○超小型MEMS3軸触覚センサーチップ
東京大学、パナソニック株式会社
十二月十八日の表彰式で、優秀賞の中から「今年のロボット」大賞を発表する。