平成20年9月 第2331号(9月17日)
■66件、47校を採択
文科省 大学院教育改革支援P
文部科学省はこのほど、「大学院教育改革支援プログラム」について、平成二十年度採択プログラムを決定した。
「大学院教育改革支援プログラム」は、「新時代の大学院教育」(平成十七年九月五日中央教育審議会答申)、「大学院教育振興施策要綱」(平成十八年三月三十日文部科学省)等を踏まえ、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程が対象。
優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化を推進することを目的としている。
平成二十年三月二十七日に各国公私立大学宛に公募の通知を行い、五月二十一日、二十二日に公募を締め切った。一六一大学から二七三件の申請を受け付けた後、大学院教育改革支援プログラム委員会(委員長:石 弘光放送大学長、独立行政法人日本学術振興会に事務局を置く)で審査を行った。
採択されたのは、上記表のとおり、六六件〔四七校〕(採択率二四・二%)。表の大学数の合計は、一大学で複数分野(系)への申請があるため、各系の合計数と「合計」欄の数値は一致しない。また、共同申請の場合は、主たる申請大学の設置形態に含む。