平成20年7月　第2323号（7月9日）

■5大学の採択決定　私大人文学社会学科の共同研究拠点

　文部科学省は、このほど平成二十年度「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」の選定結果を公表した。
　このプログラムは、大学等における入学から卒業までを通じた学生の視点に立った独自の工夫や努力による学生支援をすることによって、人間力を高め人間性豊かな社会人の育成をめざすものである。
　同プログラム実施委員会で審査を実施し、全申請二三〇件のうち、二三件が選定された。
　選定されたプログラムの内訳（かっこ内は申請件数）は、大学一六件（一六五件）、短大四件（三六件）、高専三件（二九件）である。
　このうち、大学の内訳は、私立九件（一〇〇件）、国立七件（五〇件）、公立〇件（一五件）となっている。
　私立大学の選定校（かっこ内はプログラム名）は、▽千歳科学技術大学（自ら成長する教養人の育成支援プログラム）、▽工学院大学（いのち・つなぐ・ちから）、▽東京女学館大学（卒業成長値を高める「一〇の底力」）、▽女子美術大学（美大でのリエゾン型キャリア形成支援の展開）、▽松本大学（若者の地元定着につなげる地域活動の支援）、▽京都光華女子大学（学生個人を大切にした総合的支援の推進）など。