平成20年6月 第2320号 （6月18日）
■留学生政策など協議 20年度第1回国際交流委
日本私立大学団体連合会の国際交流委員会（委員長＝森田嘉一京都外国語大学理事長）は、去る六月十三日、東京・市ヶ谷の日本私立大学協会会員室において、平成二十年度第一回国際交流委員会を開催した。
はじめに、森田委員長の挨拶の後、新任の委員、岸澤輝明（拓殖大学国際部長）の紹介が行われた。
続いて、平成二十年度日本語連絡協議会について、報告・協議が行われた。同協議会は、平成十九年度より年一回（毎年十一月の第三金曜日）開催されている。今年度は、岸澤委員担当のもと、十一月二十一日（金）に東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で行われることが確認された。
また、①私立大学留学生別科要覧（同連合会ＨＰ）の改訂を行うこと、②ＪＡＣＵＩＥ（国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会）主催の第五回日仏高等教育シンポジウムが十二月十一日～十二日、慶應義塾大学（三田キャンパス）で開催されること、③ＵＭＡＰ（アジア太平洋大学交流機構）の日本の議長国への打診については、今後も慎重に協議していくことなどが確認された。
引き続き、文科省高等教育局学生支援課留学生交流室の江崎典宏室長等を迎え、留学生三〇万人計画に関わる政策並びに平成二十一年度留学生関係予算についての説明等を聞いた。委員からは、一貫性のある留学生政策、国公立と私立の差別化回避など意見・要望が出された。
