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平成18年9月 第2246号(9月20日)

第2期課題採択 CREST、さきがけタイプ

 科学技術振興機構(沖村憲樹理事長)は、戦略的創造研究推進事業(CRESTタイプ、さきがけタイプ)第二期募集研究領域における平成十八年度新規採択研究課題を決定した。
 同事業は、戦略的に重点化した分野における基礎研究を推進し、今後の科学技術の発展や新産業の創出につながる、革新的な新技術を創出することを目的としている。平成十八年度は、時期を二期に分割して募集し、第二期では、平成十八年度で新たに加わる八つの研究領域に、さきがけタイプの平成十六・十七年度に発足した六領域を合わせた合計一四領域において、産官学各界の研究者から研究領域ごとに研究提案の募集を行った。その結果、一七八九件の応募があり、書類・面接選考を実施して、一三二件が採択された。
 チーム型研究である「CRESTタイプ」においては、
▽生命システムの動作原理と基盤技術、
▽実用化を目指した組込みシステム用ディペンダブル・オペレーティングシステム、
▽ナノ界面技術の基盤構築、
▽ナノ科学を基盤とした革新的製造技術の創成の四領域で募集を行い、応募数三六四件のうち、採択数二一件であった。そのうち、私立大学は応募数三四件で、採択数は二件と、採択率は五・九%。国立大学は応募数二四五件で、採択数は一五件と、採択率は六・一%であった。
 個人型研究である「さきがけタイプ」においては、
▽RNAと生体機能、
▽界面の構造と制御、
▽ナノ製造技術の探索と展開、
▽物質と光作用、
▽生命システムの動作原理と基盤技術、
▽代謝と機能制御、
▽光の創成・操作と展開、
▽構造制御と機能、
▽生命現象と計測分析、
▽構造機能と計測分析等
一一領域で募集を行い、応募数一四二五件のうち、採択数一一一件であった。
そのうち、私立大学は応募数一四四件で、採択数は一二件と、採択率は八・三%。国立大学は応募数八九六件で、採択数は七八件と、採択率は八・七%であった。

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