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研究成果等の刊行

No.16(2003.07)

「行財政改革と予算編成」 ―これからの文教予算はどうなるのか

講演者:羽深 茂樹
飯吉 透

はじめに

私学高等教育研究所主幹 喜多村 和之

 長引く経済不況と財政難のなかで、政府は規制改革と行財政改革を柱とする「構造改革」を推進しつつあります。日本の大学、とりわけ私学にとって、株式会社の教育参入問題や特殊法人改革などの諸政策は、今後の学校経営に多大な影響を及ぼすものと考えられます。このような状況の中で日本の規制改革はどのように進められ、予算編成にどう反映されるのか、その影響や構造について総合的に認識する必要があると考えます。
 講師をお願いした羽深成樹氏は、旧大蔵省主計局時代に文教担当の主査を勤められ、教育関係にも精通し、現在、内閣の行政改革の中心的役割を担っておられるベテラン官僚です。ご多忙の中をあえて2度にわたって、日本の財政と文教予算を中心にお話しいただきました。予算編成の実務体験や、行財政改革の現場からの報告や多彩にして豊富なデータは、今後の高等教育財政を考えるうえに非常に参考になるものと信じます。関係者各位の活用を期待いたします。

  1. 羽深 茂樹
    【問題提起要旨】行財政改革と文教行政―高等教育・研究はどう変わるか(HTML形式)
    【講演】「行財政改革と文教行政―これからの文教予算はどうなるか」(PDF形式)
    【質疑応答】(PDF形式)
  2. まとめ  岩田 弘三
    「行政改革と予算厳正―第17回公開研究会の講演から(HTML形式)
  3. 関連講演  羽深 茂樹
    【講演】「日本の予算はこうしてできる―財政の仕組みと構造」(PDF形式)
    【質疑応答】(PDF形式)

*** 「関連資料」部分等は割愛しました。 ***