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平成19年1月 第2258号(1月10日)

愛知学院大学
 130周年を祝う トヨタ・奥田氏が特別公演

 学校法人愛知学院(小出忠孝学院長)は明治九年に創設され、現在、大学八学部・大学院八研究科・短期大学二学科・専門学校・高等学校・中学校を有する私立の総合学園で、学生・生徒一万四〇〇〇人を擁する中部地区最大級の規模の学園となっている。平成十八年は創立一三〇周年を迎えたことから各種記念行事を実施していたが、その一つとして去る平成十八年十月十四日に、特別講演会・祝賀会を名古屋市内のホテルにおいて盛大に挙行した。  特別講演会の開会にあたり小出学院長は「愛知学院がこのように発展できたのも、本日ご出席の皆様のご指導、ご支援のおかげです」と挨拶した。そして、奥田 碩日本経済団体連合会名誉会長・トヨタ自動車且謦役相談役による「これからの日本経済」と題する特別講演が行われた。同氏は、日本経済の中長期的な課題及び日本の発展を支える「心のあり方」について論じ、「従来の日本の強みは品質性、画一性であった。今後は、多様性を認め、多様性の持つ活力、独創的なアイデアを引き出していく必要がある」と結んだ。一時間余りにわたる講演は、会場を埋め尽くした来賓をはじめとする学外の招待者と学院関係者ら約七五〇人に深い感銘を与えた。  その後は祝賀会が盛大に催され、小出学院長の挨拶の後、来賓を代表して、神田真秋愛知県知事、後藤淳愛知県私学総連合会会長・愛知工業大学理事長・総長から祝辞があり、佐藤順彦愛知県公立高等学校長会会長・愛知県立明和高等学校校長による祝辞と乾杯の発声に続いて祝宴となった。

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