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令和6年12月 第2988号(12月18日)

日本私立大学協会

少子化時代の高等教育を展望
私大協 教育研究充実協議会
大学は「リソースを最大化」

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は12月4日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、「少子化時代の高等教育を展望する」をテーマに、令和6年度の教育研究充実協議会を開催した。同協議会は、私立大学基本問題研究委員会(担当理事・委員長=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)の教育研究充実部会(部会長=福井一光鎌倉女子大学理事長・学長)が準備等を進めてきた。当日は、同協会加盟大学から113大学142人が参加し、今後の高等教育の在り方について研究・協議を行った。

中央教育審議会

「縮小」「撤退」分けて支援策
特別部会答申案
国に期限付き実行求む

 中央教育審議会大学分科会の「高等教育の在り方に関する特別部会」は12月4日の第13回会合で、今年度末に予定する答申案を提示した。大学や学部の設置認可要件を厳格化して安易な新設を抑制する一方、大学支援策では「縮小」と「撤退」を分けて教育の質の担保策を講じることを明記。国立や研究力の高い大学については学部定員を縮小し、大学院への振り向けを促すことを盛り込んだ。そして、期限を設けての政策実行を国に求めている。

科学技術・学術審議会

人社系振興で異分野融合へ
学術分科会 特別委員会で論議

 科学技術・学術審議会学術分科会の人文学・社会科学特別委員会は11月29日、第25回の会合を開き、人文学・社会科学の振興に向けた推進方策について審議した。

日本私立短期大学協会

少子化時代の短期大学 今後の在り方を協議
日短協秋季総会
「地域担う高等教育機関として」

 日本私立短期大学協会(麻生隆史会長)は11月25日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で令和6年度秋季定期総会を開催した。

みずほ証券

大学運営資金の在り方論議
みずほ証券グローバル戦略シンポ「戦略的運営と包括的エコシステム」

 みずほ証券(株)は11月1日、経団連会館(東京都千代田区)にて、大学のグローバル戦略シンポジウム(UGSS2024)を開催した。「大学の戦略的運営と包括的エコシステム~成長資金の供給拡大に向けて~」をテーマに、アジアからグローバル市場に挑む南洋理工大学を招聘し、大学運営に不可欠な成長資金の供給拡大に向けた取組と、大学に資金が循環する包括的エコシステムのあり方について議論を行った。

アルカディア学報

スポーツ留学生への学修支援
山梨学院大学の事例から

 青山貴子(山梨学院大学学長)

国際教育到達度評価学会

日本は高水準維持
国際教育到達度 TIMSS 
 

 国際教育到達度評価学会は、12月4日にTIMSSの2023年度調査の結果を発表した。

インタビュー

"学問領域の拡大"と"未来思考"
長崎外国語大学
「新長崎学」研究 地域の魅力を発見・発信

 長崎外国語大学(石川昭仁学長、外国語学部)は、地元・長崎の文化理解をよりいっそう深め、これを発信していくために「新長崎学」を提唱し、研究センターを設置している。キーワードは「学問領域の拡大」と「未来思考」。従来の「長崎学」とは何が異なり、どのように未来に向けて展開しようとしているのか、新長崎学研究センターの安田眞由美センター長に聞いた。

寄稿

大学における生成AIの教育利用
AIアセスメント・スケールの活用

 京都外国語大学  根岸千悠

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-60-
地域志向科目で人間力育成女性の県内進学率上昇も目指す

 日本文理大学
 橋本堅次郎学長

大分県大分市に立地する日本文理大学(橋本堅次郎学長、工学部、経営経済学部、保健医療学部)は、2014年に文部科学省「大学COC事業」に採択されて以来、全学的に地域志向の教育の中で、学生の人間力を育成している。また、2023年からは保健医療学部を設置、女子生徒の県内進学率上昇も目指す。「10年後、20年後に活躍する人材を」と主張する橋本学長に聞いた。

学校法人玉川学園

1万人の音楽授業
玉川学園 95周年の「集い」

 学校法人玉川学園(小原芳明理事長、東京都町田市)は、今年で95周年を迎え、これを記念した「玉川の集い―歌声は力、合唱は労作―」を、11月20日に横浜アリーナで開催した。

日本体育大学

オリパラ選手が特別参加
日本体育大学 実演会開催

 本体育大学(石井隆憲学長、東京都世田谷区)は、11月26日、横浜アリーナで、第61回体育研究発表実演会及びパリ五輪・パラリンピック報告会を開催した。