バックナンバー
令和6年11月 第2983号(11月06日)
日本私立大学協会
「学修者本位の教育」実現を
私大協 教務部課長研修会
分厚い中間層育成、AI活用など
日本私立大学協会(小原芳明会長)は、10月16日・17日の両日、静岡県浜松市のオークラアクトシティホテル浜松において、令和6年度(通算第61回)大学教務部課長相当者研修会を開催した。同研修会は、大学教育・学術研究に果たす大学教務の役割の重要性を鑑み、同協会の大学教務研究委員会(担当理事=後藤泰之愛知工業大学理事長・学長、委員長=安井利一明海大学理事・名誉教授)が準備を進めてきた。このたびは、メインテーマを「学修者本位の学びを牽引する私立大学~DXと大学教育~」として、学修者本位の大学教育の実現に向けたAIの利活用を含むDX対応のほか、学修成果の可視化や内部質保証等の大学教育改革について、講演・班別等による総合研修を行った。5年ぶりの対面開催となり、同協会加盟大学から、222大学334人が参加した。
文部科学省・経済産業省
博士人材活用 知ってもらうために
検討会で方策を協議
文部科学省と経済産業省による「博士人材の民間企業における活躍促進に向けた検討会」は、10月22日にオンラインで第3回の会合を開き、方策を検討した。
連載
アルカディアの灯
―地方私大からの緊急提言―⑪
私大は地方創生の高等教育機関モデルに
北海道情報大学
学長
西平順
合同IR研修会
中小規模私大・短大における教学IR
合同IR研修会 事例共有し改善につなげる
9月13日に「第3回合同IR研修会」が中京学院大学の瑞浪キャンパスにて行われた(ハイブリッド開催)。研修会のテーマは「中小規模私立大学・短期大学における教学IRの推進に向けた実践的取組」と題し、参加大学間における教学IRを起点とした教学に関する課題の解決策等を探求することを目的に開催した。
秋の叙勲・褒章
アルカディア学報
客員研究員 川嶋太津夫(大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター長、特任教授)
インタビュー
人工衛星を設計・試験・製造
千葉工業大学の宇宙産業人材育成 高校生向けにロケット講座
千葉工業大学(伊藤穣一学長、工学部、創造工学部、先進工学部、情報変革科学部、未来変革科学部)は、2021年度より、日本の宇宙産業の基盤を支える「高度技術者育成プログラム」を開始している。これは研究のための人工衛星ではなく、「確実に動く人工衛星の設計・試験・製造」ができる人材を育成するもの。2030年度までの10年間に最大9機の人工衛星の打ち上げを目標に掲げ、すでに2機を打ち上げている。このプログラムに参加する工学部機械電子創成工学科の和田豊教授に聞いた。
連載
挑戦する大学広報
異業種から私立大学へ
転職者の視点がもたらす大学募集活動の新たな可能性
麗澤大学 大学入試・広報課 主任
平塚隆仁
麗澤大学 大学入試・広報課 課長
大本俊介
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-58-
県内課題を解決する人材を育成
"情報"と"国際"キーワードに2学部で地域貢献
富山国際大学
高木利久学長
富山国際大学(高木利久学長、現代社会学部、子ども育成学部)は、2024年度から第2期の中期事業計画に基づき教育・経営改革に着手している。キーワードは「情報」と「国際」。4つの専攻制を敷く現代社会学部、教育・保育・福祉の3分野の資格が取得可能な子ども育成学部など、地域のニーズに柔軟に応える学びと今後の展望について、高木学長に説明してもらった。