バックナンバー
令和6年6月 第2968号(06月19日)
文部科学省
学業要件 出席率単位数引き上げ
修学支援新制度検討会議 報告書とりまとめ
文部科学省の高等教育の修学支援新制度の在り方検討会議(福原紀彦座長)は6月17日、第4回会合を開き、このたび議論の焦点となっていた「学業要件」の見直しについてとりまとめ、報告書案として提示した上で議論した。
中央教育審議会
一体的改革で好循環を
初中分科会 質の高い教師確保方策審議
中央教育審議会の初等中等教育分科会(荒瀬克己分科会長)は6月17日、第144回会合を開催した。
国会
専修学校、単位制へ
学校教育法改正法成立 教育の質保証義務付け
文部科学省が今国会に提出していた法律案で、学校教育法の一部を改正する法律が6月7日、参議院本会議で可決、成立した。このたびの改正内容は専修学校に関わるもの。大学等との制度的整合性を高めるための措置、専門課程修了者の学修継続の機会確保や社会的評価の向上のための措置、教育の質の保証を図るための措置として法改正を行う。令和8年4月1日施行とされた。
国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議
東北大、水準満たす
国際卓越研究大学 正式認可に向け
国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)は、昨年8月に「一定の条件を満たした場合に認定する」という留保を付して、東北大学を国際卓越研究大学の認定候補としていたところ、6月14日に「国際卓越研究大学の認定及び体制強化計画の認可の水準を満たし得るものとの結論に至った」と発表した。
連載
アルカディアの灯
―地方私大からの緊急提言―③
高等教育に資源投入を
青森中央学院大学
学長
佐藤敬
文部科学省
大卒者との給与の差は「ない」が5割
高専生調査 学校推薦の課題は給与・配属
文部科学省は、このたび令和5年度先導的大学改革推進委託事業として行った「高等専門学校卒業者のキャリアパス等に関する調査研究」報告書を公開した。
アルカディア学報
18歳人口減少時代に求められる大学の姿勢と発想の転換
―多様な学生の学びの希望に応える―
―行政の姿勢も転換が必要―
清木孝悦(学校法人文化学園理事長・文化学園大学学長)
インタビュー
1年次から学校の現場に
岐阜聖徳学園大
クリスタルプラン 地域と積み上げた信頼関係
岐阜聖徳学園大学(観山正見学長、教育学部、外国語学部、経済情報学部、看護学部)は、教育学部において実践的教員養成プログラム『クリスタルプラン』を実施している。これは1年次から学校の現場を体験し、教育者としての自覚と覚悟を早期から促すものである。ただし、実習現場の負担も大きく、一朝一夕に構築できるプログラムではない。この取り組みについて、秋山晶則教育学部長に聞いた。
寄稿
ブルシット・ジョブをいかに減らすか
大学改革における文化人類学的アプローチ ―下―
東京大学 早川公
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-54-
企業ニーズをもとにデータサイエンス教育に力
保健師も取れる新看護学部
鹿児島国際大学
小林潤司学長
鹿児島国際大学(小林潤司学長、経済学部、福祉社会学部、国際文化学部、看護学部)は、2023年に看護学部を開設した。地元の潜在ニーズを見越してデータサイエンス・AI教育に力を入れる一方、社会人を対象としたリカレント教育も展開している。これからの同大学の展望について、小林学長に聞いた。