バックナンバー
令和6年5月 第2964号(05月15日)
日本私立大学協会
私学振興の重要課題を考察
令和5年度経営問題協議会 文科省私学部長が講演
日本私立大学協会(小原芳明会長)は3月6日から4月30日の間、オンライン(オンデマンド配信/3月収録時点のもの)により令和5年度(通算第16回)私立大学経営問題協議会を配信した。同協会の私立大学基本問題研究委員会(担当理事=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)の大学経営部会(部会長=水戸英則二松学舎大学理事長)が私立大学の経営基盤の充実に資することを目的として企画し、同協会加盟大学の主に理事長および経営に携わる理事等を対象とする協議会として実施した。
文部科学省
学業要件を論点に審議
修学支援新制度検討会議
文部科学省は4月22日、高等教育の修学支援新制度の在り方検討会議(令和5~6年度)の第2回会合を開いた。同制度の施行から4年が経過し、これまでの実績や成果等を踏まえつつ、同制度の現在の学業要件等について見直すべき点はあるか、また、本年度から中間層への支援拡充、令和7年度から多子世帯の無償化が始まり、支給対象学生数が拡大することで学業要件等について変更するべき点はあるか、といったことを論点として審議している。
日本高等教育評価機構
内部質保証の実質化へ
第4期評価システム説明会
公益財団法人日本高等教育評価機構(石井正彦理事長)は4月23日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)にて「第4期評価システム説明会」を開催した。同機構による認証評価を検討している大学・短期大学の関係者など約100人が出席した。ライブ配信も行われ、300人以上が視聴した。
文部科学省
政府目標の5割超え
英語教育実施状況調査 教師の英語力も向上
文部科学省は、各都道府県・市区町村教育委員会及び公立小学校、中学校、高校を対象に令和5年度「英語教育実施状況調査」を行い、5月9日結果を公表した。中学生の英語力は、CEFRA1レベル(英検3級)相当以上が、前年度0.8ポイント増の50.0%で、調査開始以来、初めて政府目標の5割超えを達成した。
アルカディア学報
研究員 福井文威(鎌倉女子大学学術研究所教授)
インタビュー
学ぶ意識を刺激する"可視化"
大阪工業大学
「超」教育力 IRを介した教学マネジメント
大阪工業大学(井上晋学長、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部)は、大学の教育に「『超』教育力」という名称を打ち出した。その名前のインパクトの一方、非常に綿密な教学マネジメントのもと、教育の質保証を行っている。この取り組みについて、椋平淳教務部長・教授に聞いた。
連載
SDを推進する職員③
段階的・系統的・継続的なSDの実現 西崇文氏(大阪女学院大学)
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-52-
都市のイノベーションを起こす大学
留学プログラムが充実
東京都市大学
野城智也学長
東京都市大学(野城智也学長、理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部、都市生活学部、人間科学部)は、現在「第二期中長期計画」が進行中である。この1月から野城学長が就任し、これまでの路線に「都市を舞台にイノベーションを起こす大学」という目標を加えた。今後の都市の在り方をどのように考え、大学はどのような存在を目指すのか。野城学長に聞いた。
九州医療科学大学
校名変更門出祝う
開学25周年で式典
九州医療科学大学(池ノ上克学長、宮崎県延岡市)の開学25周年などの記念行事が4月15日、同大学で開催された。