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令和6年1月 第2952号(01月24日)
文部科学省
「合理的配慮の提供」義務化へ
障害学生の修学支援検討会 「第三次まとめ」最終案
文部科学省の障害のある学生の修学支援に関する検討会(竹田一則座長)は1月22日、第10回の会合を開催し、これまでの議論を総括した。令和3年5月に障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が改正・公布され、本年4月より施行される。これにより全ての大学等において、合理的配慮の提供が法的に義務付けられる。そのような背景から同検討会では、作年5月から各大学の取り組みや課題を整理し、共有すべき基本的な考え方と具体的な対応、現場において適切な修学支援を行うために必要な事項について検討してきた。この間の議論をとりまとめ、同検討会の報告として「第三次まとめ」とするべく、最終段階での検討を行った。
文部科学省
障害者差別解消へ対応
指針文科省所管分野で一部改定
文部科学省は1月16日、「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」を公表した。
文部科学省
義務教育の在り方を審議
中教審合同会議 初中分科会と特別部会
中央教育審議会の初等中等教育分科会と個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会は1月16日、合同会議を開催した。
文部科学省
修学支援新制度、中間層に拡大
令和6年度政府予算案 科学技術関係予算は前年同額に
政府は、昨年12月22日に令和6年度予算案を閣議決定した。今回は、文部科学省の文教関係予算のうち高等教育の修学支援の充実と、科学技術関係予算のポイントについて掲載する。
寄稿
内部質保証に資する
外部評価や学生参画とは
淑徳大学 荒木俊博
みずほ証券
グローバル市場における大学の競争戦略
グローバル戦略シンポジウム
みずほ証券(株)は昨年11月20日~12月1日まで、大学のグローバル戦略シンポジウム(UGSS2023)をウェブ配信で開催した。本年度は「グローバル市場における大学の競争戦略を再考する」をテーマに、持続的な成長エンジンを有する米国ならびにアジアの卓越した大学の先進事例を踏まえ、進化する高度な大学経営のあり方と、人材・市場競争に資する留学生獲得による大学と地域へのインパクトについて議論した。
京都外国語大学
学園の発展、私学振興に多大なる貢献
「言語を通じて世界の平和」と私学振興に尽力
森田最高顧問(前理事長)お別れの会
2023年9月10日に93歳で亡くなった学校法人京都外国語大学最高顧問(前理事長)の森田嘉一氏のお別れの会が、同年12月14日午後2時より京都外国語大学森田記念講堂で執り行われ、教育関係者はじめ各界から約800人が参列した。会場には、在りし日の写真や映像が展示され、参列者は故人との想い出を懐かしんでいた。
学校法人ヤマザキ学園
国家資格 愛玩動物看護師誕生を記念して
55年目の節目祝う
学校法人ヤマザキ学園(山﨑薫理事長・学長、東京都渋谷区)は、「愛玩動物看護師誕生 ヤマザキ学園創立55周年記念式典・祝賀会」を12月10日にセルリアンタワー東急ホテルで開催した。
インタビュー
学生の学ぶ権利を保障する
北星学園大学の アクセシビリティ支援 各部署と連携・協力
北星学園大学(大坊郁夫学長、文学部、経済学部、社会福祉学部、短期大学部)は、障害学生支援のため「アクセシビリティ支援室」を設置している。これまでにも入学する障害学生数は少なくなかったが、2024年度からの「合理的配慮の提供」の法的義務化を受けて、2023年度からは専門スタッフ2人の支援体制となった。この取り組みについて、同支援室の蒔苗詩歌助教とキャンパスソーシャルワーカーの北野麻紀氏に聞いた。
寄稿
大学職員に求められる
顧客志向に関する一考察
京都産業大学 白藤康成
連載
私大の力㊲ データサイエンスをビジネスに活かす
地方の「核」大学こそ支援を
「在り方」部会を問う 能登地震で再編拍車?
スポーツ庁・文化庁
スポーツ、文化の振興へ
スポ庁・文化庁 令和6年度予算案
政府は、昨年12月22日に令和6年度予算案を閣議決定した。ここでは文部科学省予算案のうち、スポーツ、文化芸術関係について掲載する。