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令和6年1月 第2951号(01月17日)
文部科学省
大学教育再生へ122億円
令和6年度 再推費予算案
大学病院支援に重点化
政府は昨年12月22日に令和6年度予算(案)を閣議決定した。文部科学省の文教関係予算では、高等教育機関の多様なミッションの実現などを要望しており、4兆563億円で対前年度417億円増となった。私学助成関係については本紙前号(2950号)で既報、このたびは国公私立大学を通じた大学教育再生の戦略的推進―大学教育再生戦略推進費―、競争的資金のいわゆる再推費について、主な事業項目と予算額案を掲載する。
日本私立大学協会
私大振興へ各委員会が活動
拡大合同研究会 協議会・研修会の実施状況報告
日本私立大学協会(小原芳明会長)の企画財務委員会(担当理事=本山和夫東京理科大学会長)は昨年12月13日、オンラインと対面の併用形式で拡大合同研究会を開催した。同研究会は、各委員会所掌の主要研究課題や協議会・研修会の実施状況等についての報告のほか、連携・協力体制も含めて、今後の調査・研究活動の充実に資することを目的に企画。研修会・協議会を伴う委員会の担当理事・委員長および各種の協議会を実施する研究委員会などの担当理事・部会長が協議した。
アルカディアの風
文部科学省
登下校の対応「学校以外」に66.1%
学校の 働き方調査 行事の精選・省力化も進む
文部科学省は、昨年12月27日、「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」を公表した。「登下校時の対応」「学校徴収金の徴収(給食費を含む)・管理」「授業準備」の3項目については、昨年度から全体で5ポイント以上伸び、業務の役割分担・適性化で改善がみられた。
十文字学園女子大学
台湾の實踐大學と協定締結
国際コミュニケーション能力強化へ
十文字学園女子大学(志村二三夫学長、埼玉県新座市)は、實踐大學(丁斌首学長、台湾台北市中山区)と教育・研究分野における相互協力の推進という共通の利益を鑑み、友好関係と協力的な教育交流の基盤を拡大することを目的とし、實踐大學の郭壽旺副学長来校の下、両校の協定に関する署名式を行った。
アルカディア学報
修学支援新制度による大学への影響
財務の影響と見直しの後の機関要件について
橋本侑樹 (桜美林大学大学院国際学術研究科国際学術専攻)
インタビュー
大学と市は運命共同体
吉備国際大学の地域連携活動 留学生も地域に出る
吉備国際大学(社会科学部、(保健医療福祉学部、心理学部)※来年度から、看護学部と人間科学部に再編、アニメーション文化学部、農学部、外国語学部)は、1990年に高梁市からの要請受け、公私協力方式により開学した。以来、地域連携に力を入れてきた。また、国際大学として中国、韓国、カンボジア、インドネシア、ベトナム、スリランカ、ネパールなどから留学生を受け入れ、地域の国際化にも貢献している。井勝久喜副学長(研究担当・社会貢献担当)に取り組みを聞いた。
寄稿
大学生のライフスタイル
学生アルバイトに着目して
静岡産業大学 宮田弘一
連載
ビヨンドコロナの大学戦略-47-
社会課題を解決するグローカル神学を推進
全寮制、バイリンガルコースなど特色
東京基督教大学
朝岡勝理事長
千葉県印西市に立地する東京基督教大学(山口陽一学長、神学部総合神学科)では、2024年4月より、朝岡勝理事長・学園長が学長を兼任する。2021年より新しい学科体制に改組したが、教育改革はこれでまだ終わりではない、と朝岡理事長は力を込める。どのような教育を展開していくのか、今後の展望を朝岡理事長に聞いた。
工大サミット
第6回工大サミットを開催
災害時相互支援規程を制定
全国の工科系私立9大学による「第6回工大サミット」が、2023年11月25日、本年度の幹事校である東北工業大学(渡邉浩文学長、宮城県仙台市)で開催された。当日は、加盟する各大学の学長をはじめ、教職員、学生、企業関係者、教育機関関係者等、多数が参加した。
エリザベト音楽大学
建学の精神 未来へ継承
創立75周年で式典開く
エリザベト音楽大学(川野祐二理事長・学長、広島市)は昨年11月23日、創立75周年記念行事を開催した。