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令和5年3月 第2918号(03月22日)

中央教育審議会

次期教育振興基本計画を答申
総会 第11期の審議総括

 中央教育審議会(渡邉光一郎会長)は3月8日、第11期を締めくくる総会(第134回)を開催した。来年度からの次期教育振興基本計画(第4期/令和5~9年度)の策定に向けて検討を重ねてきた部会がとりまとめた答申案を了承し、文部科学大臣へ答申した。また、今期、各部会等で審議された内容を総括した。

中央教育審議会

「ウェルビーイング」を向上
第4期教育振興基本計画 掲げる新たな理念

 第4期教育振興基本計画において重要とされる2つのコンセプトの1つに掲げられた「ウェルビーイング」。どのように教育を通じて向上させていくことになるのか。
次期計画答申に関連する参考資料の中に「ウェルビーイングの向上について(次期教育振興基本計画における方向性)」として示されている。

中央教育審議会

第12期会長に荒瀬氏(教職員支援機構理事長)
教育の課題 新たに確認

 中央教育審議会は3月15日、第12期の初会合となる総会を開催した。会議の冒頭では会長の選任が行われ、新たに独立行政法人教職員支援機構理事長の荒瀬克己氏が会長に就任した。その後、第11期の審議状況の報告と第12期の審議事項について話し合われた。

アルカディアの風

「新結合」で新しい価値を

日本学生支援機構

外国人留学生数は23万1146人
外国人留学生・日本人海外留学状況
海外現地でオンライン受講は8.5%

 (独)日本学生支援機構(JASSO)は、このたび、「外国人留学生在席状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について、調査結果を公表した。外国人留学生数は、23万1146人(対前年度比1万1298人(4.7%)減)であった。日本の入国制限で海外現地でオンライン授業を受講した者は、全体で1万9552人(8.5%)であった。

アルカディア学報

大学関係者の意識
近年の大学受験状況を踏まえて

 井尻裕之(岡山商科大学経済学部准教授)

寄稿

小規模大学のインナーブランディング
―マネジメントの一つとして―

 愛知東邦大学  松井慶太

日本高等教育評価機構だより

職業教育訓練の質保証について
東南アジア3国にオンラインインタビュー調査

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-35-
大胆な決断と行動力で地域に貢献
県北のコロナ禍に対応した「国際大モデル」

 長崎長崎国際大学
 安東由喜雄学長

 長崎国際大学(安東由喜雄学長、人間社会学部、健康管理学部、薬学部)は、コロナ禍でトップの迅速な決断により「長崎国際大学モデル」を構築し、大学はもちろん地域のコロナ対策に当たった。現在は佐世保の観光産業等を活性化すべく人材の育成と支援に尽力する。地域と大学のこれからを安東学長に聞いた。