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令和5年1月 第2910号(01月11日)
政府
私大等経常費補助は2976億円
私学助成、1億円
増令和5年度予算案・税制改正大綱閣議決定
政府は昨年12月23日に令和5年度予算(案)と税制改正大綱について閣議決定した。文部科学省予算は5兆2941億円で、対前年度予算比0.2%増額となった。文教関係予算では個別最適な学びと協働的な学びの実現、新しい時代の学びを支える学校施設の整備、高等教育機関の多様なミッションの実現、誰もが学ぶことができる機会の保障―を主な柱として要望し、4兆146億円で対前年度82億円増となった。私学助成関係予算は4095億円と対前年度1億円増となり、私立大学等経常費補助は2976億円で対前年度1億円増となった。税制改正大綱では、文部科学省が要望していた事項のうち認められたのは、教育資金一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置の拡充(金融庁との共同要望)など10項目だった。
中央教育審議会
出口保証に「海外の潮流」追加
大学分科会 振興部会2テーマで「たたき台」
中央教育審議会大学分科会(永田恭介分科会長)は昨年12月21日、第170回会合をオンラインで開き、同分科会大学振興部会が検討を進める3テーマのうち「文理横断・文理融合教育」「(学びの)出口での質保証」の2つについて、まとめの「たたき台」を示した。
中央教育審議会
養成・採用・研修の改革示す
「令和の日本型学校教育」教師の在り方答申
中央教育審議会(渡邉光一郎会長)は昨年12月19日に、第132回総会を開催した。今回は、認定こども園等の安全管理の徹底に関する緊急対策および、「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について(答申案)について審議した。
年頭所感
令和5年 年頭所感
岸田文雄内閣総理大臣
日本の明るい未来を切り拓く
年頭所感
永岡桂子文部科学大臣
「教育」「研究」「ガバナンス」一体的改革
教育研究基盤の強化を
アルカディア学報
木村拓也(九州大学人間環境学研究院/大学入試センター教授)
インタビュー
有志学生が意識の底上げ
中部大学の危機管理体制
危機事象に応じた委員会設置
愛知県春日井市に立地する中部大学(竹内芳美学長、工学部、経営情報学部、国際関係学部、人文学部、応用生物学部、生命健康科学部、現代教育学部、理工学部(2023年に新設))は、学生数1万人を超える東海圏を代表とする大規模総合大学であるが、そのぶん、危機管理も念入りに行っている。特に、各危機事象に対応した委員会などを設置し、対応に当たる仕組みは、非常時において十分な力を発揮しているといえる。同学園・大学の危機管理体制について、岡畑満孝法人事務局長・財務部長、髙橋智康管財部担当部長・施設課長、橋本則一管財部情報基盤課長、杉本千秋総務課長・理事室担当課長に聞いた。
寄稿
DXには発想の転換が必要
~思考法の切り替えを促すリベラルアーツ教育~
京都情報大学院大学
土持ゲーリー法一
連載
私大の力㉖
教育学術新聞70年 其の一
「私立の味方」貫く
確かな「政策集団」目指して
日本私立大学協会
補正予算「大学機能強化支援」を協議
関東地区連絡協議会
日本私立大学協会(小原芳明会長)の関東地区連絡協議会(令和4年度議長=宮田淳明海大学理事長)は、昨年12月7日にオンラインで第72回の連絡協議会(総会)を開催し、同協議会加盟142大学中、72大学から72人が参加した。