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令和4年6月 第2887号(06月15日)

中央教育審議会

DX推進、実効性高める方策を
教育振興基本計画部会  次期計画策定に向け審議

 中央教育審議会の教育振興基本計画部会(渡邉光一郎部会長)は6月2日、オンラインで第3回会合を開き、次期教育振興基本計画の策定に向けて、学校現場の教育DX(デジタルトランスフォーメーション)と、各自治体における基本計画の実効性という2点を議題に意見交換を行った。

中央教育審議会

ウェルビーイング実現へ
生涯学習分科会 「議論の整理」素案を検討

 中央教育審議会の生涯学習分科会(清原慶子分科会長)は6月3日、第118回会合をオンラインで開催した。これまでの第11期同分科会における議論の整理を行う中、このたびは素案を提示して議論した。


政府

「人への投資」で「新しい資本主義」実現
骨太方針2022閣議決定 イノベ人材の育成加速

 「経済財政運営と改革の基本方針2022 新しい資本主義へ~課題解決を成長のエンジンに変え、持続可能な経済を実現~」(骨太方針2022)が6月7日、経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定された。「人への投資」や「デジタルトランスフォーメーション(DX)への投資」、「グリーントランスフォーメーション(GX)への投資」など「新しい資本主義」の実現に向けた重点投資分野についての官民連携投資の基本方針が示されているが、本稿では教育行政に関連する項目に注目してみる。

文部科学省

「半分以上の授業を対面に」は99.3%
大学等前期授業の実施方針調査 前回調査から20ポイント上昇

 文部科学省は、「大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について(周知)」を公表した。調査によると、2022年度前期において「半分以上を対面授業」と予定した大学等は、1165校中1157校(99.3%)。「全面対面・ほとんど対面」の大学は合わせて87.8%で、前回(2021年度後期)と比べて、20ポイント以上上昇した。

スポーツ庁

運動部活動の地域移行にむけて
提言まとめる

 スポーツ庁の有識者会議「運動部活動の地域移行に関する検討会議」は6月6日、公立中学校の運動部活動の目指す姿をまとめた。

アルカディア学報

米国の「地域アクレディテーション」をめぐる政策
―トランプ政権の置き土産―

 研究員  森利枝(大学改革支援・学位授与機構教授)

日本私立大学協会

私大協国際交流委事業報告書より
コロナ禍での留学生活を振り返る
国内外の留学生が語る

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の国際交流委員会(谷岡一郎担当理事・委員長)は、コロナ禍でも国際交流事業を継続しており、2021年度に事業報告書を発行している。この中で、海外や日本への留学を希望していた学生がどのように過ごしていたのか、日本人学生、海外留学生の寄稿が掲載されている。ここではその一部を掲載する。なお、肩書は報告書発行当時のものである。

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-24-
地域の「知」集積し、改革促進
社会に選ばれる大学めざす

岡山理科大学
平野博之学長

 岡山理科大学(平野博之学長、理学部、工学部、情報理工学部、生命科学部、生物地球学部、教育学部、経営学部、獣医学部、アクティブラーナーズコース)は、教育と研究は一体不可分という考えの下、愛媛県今治キャンパスの獣医学部と岡山キャンパスの他学部との学内共同研究などキャンパス間連携にも力を入れる。立地する中四国地域への貢献と大学の未来について平野学長に聞いた。

日本私立大学協会

3年ぶり対面開催
中国・四国支部春季総会
R4事業計画等を承認

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の中国・四国支部(支部長=鶴衛広島工業大学理事長・総長)は5月16日、広島市の広島ガーデンパレスで春季総会を開催した。同支部の31大学のうち、27大学から56人が出席(会場29人、オンライン27人)。今年度の事業計画や予算などを決めた。