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令和4年5月 第2883号(05月18日)

日本私立大学協会

主要事業の推進へ
各種委員会が初会合

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は3月29日、第156回総会「書面表決」により、教育・研究の充実と活性化、大学財政基盤の充実と強化、運営・管理の充実と強化などの主要事業を推進するとした令和4年度事業計画を決定した。主要事業の研究課題については、各種の専門委員会が委員会活動において、また、同協会加盟大学を対象とした研修会などを催すなどして取り組んでいる。4月から5月上旬にかけて、研修会を伴う専門委員会の本年度の初会合が開かれ、それぞれ研究課題や委員会活動などについて協議した。また、各委員会で諸情勢を解説した小出秀文常務理事・事務局長からは「現場の声を寄せてほしい」との要請もなされた。

政府

未来けん引する大学像示す
教育未来創造会議  第1次提言まとめる

 岸田文雄内閣総理大臣が議長を務める教育未来創造会議が5月10日に第3回会合を開き、我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について、第一次提言としてとりまとめた。

国会

10年ごとの講習不要に
教員免許更新制度
研修システム整備し、研修記録の作成

 5月11日、「教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律」が参議院本会議において可決、成立した。7月1日から現行の教員免許更新制は解消され、10年ごとの講習がなくなる。今後は、改正法を踏まえ、新たな研修システム整備、来年4月から教員一人一人の研修記録の作成が新たに義務付けられる。

アルカディア学報

ステークホルダー・エンゲージメントと私学の公共性

 研究員 米澤彰純(東北大学国際戦略室副室長・教授、総長特別補佐)

インタビュー

「大学は学生のため」再認識
東京純心大学のコロナ対応 
学内実習に効果の高い工夫

 東京・八王子に立地する東京純心大学(青木治人学長、看護学部、現代文化学部)は、対面授業と臨地実習に重きを置き、コロナ禍において時間と場所を制限される中、代替教育を実施、学修者を中心とした新しい教育方法を模索し続けている。上谷いつ子副学長と塚本都子学務委員長にこの2年間を振り返ってもらった。

寄稿

組織は人なり
リーダーの声
高崎商科大学開学20年 〈上〉
TEAL色の教職員~開学20周年、その先へ~

連載

私大の力⑲
「定員割れ」の扱い 地域貢献の的確評価を
未来創造は官民格差の是正から