平成25年9月 第2536号(9月11日)
中央教育審議会大学分科会
教授会の役割(決定権限)など議論
組織運営部会審議「ガバナンスの在り方」
多様な大学のマネジメント機能活かすガバナンス必要
中央教育審議会大学分科会の「大学のガバナンスの在り方」を審議している組織運営部会(河田悌一部会長)の第3回会合が9月9日、文科省内会議室で開かれた。これまで、(1)学長のリーダーシップの確立(体制整備、予算・人事に関する学長権限、学長の選考方法・評価)及び(2)学内組織の運営・連携体制の整備(学部長の役割・選考方法)が議論されており、当日は論点整理に沿って、教授会の役割・理事会や役員会の機能見直し・監事による監査機能の見直し等が議論された。
「基盤研究」に特設分野研究を新設など
科研費は、助成規模で毎年増加しており、平成25年度は2318億円で、前年度の助成額より11億円の増であった。24年度に一部基金化によって複数年の使用も可能となっている。
このほど全国8会場で公募要領等の説明会が開かれ、科研費の概要、前年度との主な変更点、科研費のルール等についての解説などが行われた。
知の教育からいのちの教育へ
くらしき作陽大学理事長・学長 松田英毅
東北と九州で支部の研修会
9月5日と6日の両日、日本私立大学協会の東北支部と九州支部の二つの支部でそれぞれ研修会が行われた。大学において職員の果たす役割が大きくなっている中で、職員の資質向上を図るため、二支部では研修会運営委員会を設け、研修内容を検討してきた。
文科省の調査
文部科学省は9月5日、「平成24年度地方教育費調査」(平成23会計年度)の中間報告を公表した。
地域の子どもとものづくり
東京家政学院大学は8月27日、神奈川県相模原市の商業施設で、「夏休み 大学生と楽しむものつくり・体験教室」を開催した。
所長 中原 爽(日本私立大学協会常務理事)
トップの権限強化で組織は動くのか
本欄連載の「改革の現場―ミドルのリーダーシップ」で各大学の取り組みを取材しているうちに、改革が進む大学の幾つかには、「学長室」の存在という一つの共通点が見えてきた。
高校教員向け進路指導勉強会
NPO法人NEWVERY(山本 繁理事長)は、8月24日、東京・新宿で、第3回高校教員向け進路指導勉強会「先の見えない時代における進路指導〜10年後、20年後を見据えた進路指導とは」を開催した。
聖学院大学 広報局長 山下研一
新しい学園像を求めて〈80〉
神戸親和女子大学
ホットミルクでホットする現象企業との実験で解明
金沢工業大学感動デザイン工学研究所(所長:神宮英夫心理情報学科教授)と(株)明治食品開発研究所の研究グループはこのほど、ホットミルクを飲むと“ホッとする”現象を科学的に確認。研究成果を「第15回日本感性工学会大会」(会場東京都杉並区の東京女子大学)で発表した。