平成23年6月 第2446号(6月15日)
23年度科学研究費
前年度比31.7%増の2633億円を配分
基金化による次年度以降分429億円含む
基盤研究(C)・挑戦的萌芽研究・若手研究(B)に基金化導入
文部科学省は、このほど「平成23年度科学研究費」(補助金分・基金分)のうち4月に交付内定した研究種目の配分結果を公表した。約12万9000件の研究課題のうち、約6万4000件を採択し、総額約1517億円(直接経費)の交付を内定した。このうち新規採択分は約9万1000件の応募に対し、約2万6000件を採択した。また、新規応募件数は前年度より2976件(3.4%)増、採択件数は6597件(33.5%)増で、採択率は前年度より6.5ポイント上昇し、28.9%となった。なお「基盤研究C」「挑戦的萌芽研究」「若手研究B」の新規課題については、今年度から研究の進展に合わせた研究費の使用ができる学術研究助成基金助成金制度が実施されることから、補助金分と基金分を一体的に取り扱うこととし、あわせて「科研費」と呼ぶ。
23年度D経常費補助金E説明会開く
日本私立学校振興・共済事業団(河田悌一理事長、以下「私学事業団」)は、このほど文京学園「仁愛ホール」(東京会場)において「平成23年度私立大学等経常費補助金説明会」を開催した。
原子力損害賠償紛争審査会のヒアリング
広がる原発事故被害
原子力発電所などで事故が起きた際に、その賠償対象や範囲についての判定指針をつくり、被害者への賠償をスムーズに進めるために、文部科学省に設置されている原子力損害賠償紛争審査会(会長=能見善久学習院大学教授)は、去る9日、文科省内で第7回会合を開いた。
科学研究費補助金
私大の総額327億6464万円
平成23年度の科学研究費補助金(科研費)の配分状況が公表された。私大への配分額(新規採択+継続分)は全体の16.9%で327億6464万5000円。
研究員 両角 亜希子(東京大学大学院教育学研究科専任講師)
両国私大の発展に向け協力
去る6月8日、社団法人韓国大学法人協議会の李 大淳会長が、日本私立大学協会を表敬訪問した。
写真が語る 大学の横顔
神戸学院大学人文学部人文学科教授
学際教育機構防災・社会貢献ユニットユニット長
TKK学び合い連携センター長 前林清和
摂南大学