平成22年10月 第2417号(10月6日)
■大学の国際人材育成など
文科省が報告書まとめる
文部科学省は、このたび「グローバル人材育成のための大学教育プログラムに関する実証的研究」(研究代表者:北村友人)をまとめた。教育課程において、国連機関・国際援助機関等への海外ボランティアやインターンの派遣などを取り入れている様々な大学の先駆的な一八事例を分析。国際的な課題に対して問題意識を持ち、社会において主体的に行動できる人材の育成を目指したプログラムを展開している大学の特徴や課題を明らかにした。
大学においても、国際社会で活躍できる人材の土台づくりと意識づくりに取組むことが求められている今日、このようなプログラムを新たに作成する大学や、既存のプログラムを改善しようとしている大学関係者にとって大いに参考になるであろう。報告書は文科省のウェブサイト(www.scp.mext.go.jp/archives/global.html)から全文ダウンロード可。