平成22年2月 第2392号(2月24日)
■第4回協議会を開催
FDネットワーク「つばさ」
東日本地域の42大学・短大等が加盟する広域FDネットワーク「つばさ」は、去る2月13日、東京の日本女子大学目黒キャンパスにおいて、第4回FD協議会を開催した。
つばさは、連携する国公私立大学・短期大学・高専におけるファカルティ・ディベロップメント(FD)の立ち上げ、確立、発展を協同で行うもの。授業改善、カリキュラム・教育制度改革などを実現させ、その成果を共有し、各大学等での魅力的な教育開発を促進する。
具体的には、@学生による授業評価、A公開授業と検討会、B教養教育ワークショップ、CFD合宿セミナー、D個別支援型FD、EWEB FD等を行う。
このたびの協議会では、つばさの活動を推進してきた山形大学の小田隆治議長のもと、議事が進行。まず、「つばさ」の一年間の活動として、10校が参加、2043科目分の授業評価アンケートを実施したことを報告した。また、つばさが手がけた昨年のFD研修として、合宿セミナー(8月)、ワークショップ(8月)、大学間連携SD研修会(9月)、学生FD会議(11月)、FDシンポジウム(12月)の報告があった。
次に、参加校の一年間の活動として、@日本女子大学(学生の授業評価、公開授業等)、A一関工業高等専門学校(授業アンケートの実施例)、B桜の聖母短期大学(授業アンケートの実施例)、C山形大学(学生主体型授業の開発)の事例が紹介された。
その後、各校の情報交換が行われ終了した。