平成21年12月 第2384号(12月16日)
■「南北問題としての中国」をテーマに
東京国際大が公開講演会
去る11月16日、東京国際大学(荒井孝昌学長)は、第35回公開講演会を都内のホテルを会場に開催した。
同大は、昭和40年の創立以来、「真の国際人の養成」を教育の基本理念に人材育成に取り組んできた。公開講演会は、大学の社会貢献の一環として毎年開催されているもの。
この度の講演会では、国際教養大学の中嶋嶺雄理事長・学長が、「人類に残された最大の南北問題としての中国」と題して講演を行った。中国の政治体制の変化や経済状況について説明した上で、鳩山政権が唱えている「東アジア共同体構想」の中心は、中国が担っていく可能性が強い等と述べた。示唆に富んだ話に参加者らは聞き入っていた。