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平成21年11月 第2382号(11月25日)

工学分野のさらなる発展を
  愛知工業大 次の50年を見据え

 愛知工業大学(後藤泰之学長)は、去る11月14日、名古屋市内のホテルを会場に、同大開学50周年式典を挙行。内外関係者のほか、神田真秋愛知県知事、大沼 淳日本私立大学協会会長ら約450名が出席した。
 同大は、昭和34年に、中部地方初の工科系単科大学として開学して以来、「自由・愛・正義」の建学の精神の下、歴史を積み重ねてきた。現在は、大学院、工学部に加え、今年度より既設の経営情報科学部を経営学部、情報科学部に再編し、また、名古屋自由ヶ丘キャンパス等の建設に着工し、ものづくりを柱とした工学教育の形成を目指している。
 式典の挨拶の中で、後藤学長は、「次の50年を見据えて、工学分野のさらなる発展を目指したい」と抱負を語った。また、祝辞では、大沼会長が同大の沿革や取組に触れ、「燦然たる歴史を創造するものと確信いたしたい」と期待を述べた。
 式典後には、「これからの(工学)教育を考える」と題する文部科学省顧問で元東京工業大学長の木村 孟氏の記念講演が行われた。さらに祝賀会では、記念事業として製作された映画「築城せよ!」の紹介、後藤学長と堤 幸彦映画監督のトークショーなどが行われ、会場は盛り上がった。

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