平成21年11月　第2381号（11月18日）

■ウェザーニューズの利用計画を選定
　 先代「しらせ」の後利用

　南極地域観測統合推進本部（本部長：川端達夫文部科学大臣）はこのほど、先代「しらせ」の後利用に関する再公募を行い、四団体から提出された利用計画書のなかから「株式会社ウェザーニューズ」の利用計画を選定した。
　審査は、同本部の下に設置した「しらせ」後利用に関する検討委員会（委員長：野本敏治財団法人溶接接合工学振興会理事長）で行った。
　四回にわたり委員会を開催、四団体から提出のあった利用計画書を審査。公募要領に示した売払いに関する国側の条件等を考慮しつつ、利用目的・方法、設置場所・方法、船舶修理・改造計画、管理運営、資金計画等の観点から、書面審査、ヒアリング及び現地調査により総合的に行った。
　その結果、「株式会社ウェザーニューズ」の利用計画は、全体的に計画の完成度が高く、計画実現の可能性が十分にあると評価。ウェザーニューズの利用計画を委員会として選んだ。