平成21年10月 第2378号(10月28日)
■菅大臣が挨拶
日本学術会議が総会
日本学術会議(金澤一郎会長)は、去る10月19日から21日までの三日間、東京・六本木の同会議講堂において、第156回総会を開催した。
挨拶には、菅 直人科学技術政策担当大臣が登壇し、日本の科学・学術における同会議の役割への期待を述べた。
総会では、金澤会長より同会議の活動状況が報告されるとともに、同会議細則の一部を改正する提案等が行なわれた。
また、10〜20年先の学術、その推進政策に対する長期的な考察をとりまとめた「日本の展望―学術からの提言2010」、文部科学省の中央教育審議会から委託を受けて審議されている「大学教育(学部教育)の分野別質保証の在り方について」のこれまでの経過、「第四期科学技術基本計画への日本学術会議の提言」などが会員により審議された。
その後、各部会に分かれての審議、幹事会など、三日間にわたり開かれた。