平成21年10月 第2376号(10月14日)
■新潟の地産地消プロジェクトが金賞
地域若者チャレンジ大賞
経済産業省や日本商工会議所青年部が後援をする「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」は、9月19日、東京都内で、第二回地域若者チャレンジ大賞を開催、北信越代表の「地産地消事業立ち上げプロジェクト」が、金賞・共感賞のダブル受賞の栄誉に浴した。
同プロジェクトは、大学生など若者が地域に入り込み、長期実践型インターンシップを通して地域再生を行ないつつ様々な学びを得るもの。08年度に実施されたプロジェクト約400件の中から地域予選を経た八プロジェクトから、最終的に金賞等を決定する。なお、社会起業家育成インターン等で定評のあるNPO法人ETIC.(エティック)が事務局を務めている。
当日は、学生と受け入れた経営者が取り組んだプロジェクト成果を発表。学生からは、問題にぶつかったときに様々な関係者に助けられたエピソードなどを披露した。
結果、審査員によって選考された金賞、参加者より多数投票された共感賞のダブル受賞で、新潟大学四年の宮澤 拓さんと、受入企業の総合フードサービス(長嶋信司社長、新潟県新潟市)による、「地産地消事業立ち上げプロジェクト」が選ばれた。