平成21年9月 第2373号(9月9日)
■地域や助成金の記事を
本紙への要望 キャリア教育の特集も
加盟大学に対するアンケート調査では、「本紙の評価や要望」、「取り上げて欲しい企画・テーマ」にも、様々な意見が寄せられた。
本紙に対する評価は、「特になし」または「無回答」を除けば、概ね好評。中には「最も愛読している新聞」というのもあった。
文部科学省の施策、研修会情報等、アルカディア学報(一面、二面)、学術的な研究や事例(特に教育改革や学士課程教育)(三面)、大学広報力(四面)の各面とも「よく読んでいる」と答え、一〜四面記事とも「今後も続けて欲しい」。
「キャンパス万華鏡」は写真などを送ってくる大学も多い。本紙と加盟校を結ぶ双方向性が評価につながったようだ。
手前味噌になるが、「大学広報力」も「他大学の改革など参考になる」というように「評価する」と寄せた大学が8大学あった。
本紙への要望・取り上げて欲しい企画は次の通り。
「大学と社会との連携(地域連携)の事例を多く取り上げて欲しい」
「高校が求めている大学の取り組みを紹介する記事が読みたい」
「地域単位別の情報があると、わかりやすくなるので考慮してほしい」
「外国留学生に関する特集記事を展開できないか」
「各種補助金、助成金についての関係情報をまとめてもらえると有難い」
「就職活動、キャリア教育、といった出口の特集をやってほしい」
「教育関係の新しい法律、法律改正などの解説及び注意を促すような記事も取り上げて欲しい」
「文部科学省職員のコラム(リレー方式でもよい)は、私学と文科省の距離を縮める意味でも載せたらおもしろい」
「各大学の改革を先導した教職員や名物な人材の生い立ちから人生論まで書いた企画も読みたい」
このように、多くの要望が寄せられた。ある程度の「評価」はあったとはいえ、読者満足度は、「まだまだ」と自省したい。要望は、こちらが参考になるものばかり。読者は神様である、のはいうまでもない。