平成21年8月 第2369号(8月5日)
■中教審
専門的人材養成の在り方検討
大学分科会作業部会のWG
去る7月31日、文科省の会議室において、専門的人材養成の在り方に関するWG(主査=木村 孟東京工業大学名誉教授)の第1回の会合が開かれた。
同WGは、中教審大学分科会大学教育の検討に関する作業部会に設置されたもので、医療系人材、獣医師、IT、知的財産等、検討を必要とする分野の決定と分野を横断した論点整理を行う。第一回の会合では、各分野における専門的人材養成に関する取組内容等について委員によるプレゼンテーションが行われた。今後の当面の審議事項は、次の通り。
一、専門的人材養成システムの在り方=▽産業界や職能団体等のディマンドサイドと連携協力した、人材育成の課題や体制の在り方
二、専門的人材養成の質保証の在り方=▽共通的な到達目標、教育・指導体制、学生理解度の向上など効果的な教育内容・方法等の開発の必要性、▽学習達成度の測定など学習成果の測定・評価方法の開発の必要性、▽専門分野別の人材養成に係る質保証(分野別自己点検・評価、分野別第三者評価など)