平成21年7月 第2368号(7月22日)
■JST
8件を採択
社会とつなぐ理科教育
JST(科学技術振興機構)は、この度、平成21年度より新規事業として実施する「社会とつなぐ理数教育プログラム開発」の採択機関を決定した。
同プログラムの開発では、中学生が理数学習と日常生活や社会、職業とのつながりを実感することにより、科学技術や理科・数学に対する興味・関心の喚起、理数学習の有用性の認識、科学技術関係人材への進路意識の醸成を目的とした理数教育プログラムの開発に対して支援を行う。
支援期間は、原則2年間。支援金額は二年間で上限500万円。
大学やNPO法人などから13件の応募があり、▽岐阜聖徳学園大学「身近な会社の未知な製品とあなたの理科学習との関係」、▽立命館大学「今を未来につなぐ「実感できる」理科教育プログラムの開発―最先端科学と伝統の交差する街、京都からの提言―」など8件が採択された。